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藤子・F・不二雄 (定年退食)
近未来の日本。
食糧不足で「定年法」という法律により75歳になったら年金、食糧、医療 その他一切の国家による保証が打ち切られることになっています。
75歳で国からの保障が打ち切られる!?
ちょっと待てよ・・・。これとは少々違うのだけど・以前以前似たようなことを聞いたような・・・。
年金がないから自分で2000万円貯めておけって、どこぞの政治家が偉そうに言ったとか言わなかったとか・・・。
この作品の中で「定年法」を縮小することになって、首相が国民に重大声明としてそれを発表するのだけれど、この作品の中の首相がとても誠実そうな感じなのです。
尊大にふんぞり返って話すわけでもなく、漢字が読めないわけでもなく(笑)、自分の言葉で国民に語り掛けているようにみえるのです。
まあ、そういうのが当たり前なんでしょうけどね。
この首相のセリフの中に
「あなたがたの運命はやがてはわれわれのものであります」
という箇所があります。
現実世界の某政治家さんたちは今やっていることが自分自身に跳ね返ってくるなんてこれっぽっちも思っていないんでしょうね。