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面接への準備

面接で聞かれることはどんなことでしょう?

「志望動機、自己PR、学生時代頑張ったこと」は

三大質問といわれ、話す機会も圧倒的に多いと思います。

こうした学生が答えやすい質問を初めの方にして
学生の緊張を和らげようと配慮する企業もあります。

まずはこの3つの質問に、きちんと答えられるよう
しっかり作りこみを行い、練習を重ねましょう。

ときどき、
自己PRと学チカが同じエピソードになっていることが
あります。

だめではないのですが、この2つの質問は
大学生活の2大トピックを取り上げるイメージですから、
同じ話になってしまうと、

「他にはないのかな?」
「あまり活動的ではないのかな?」と思われてしまう可能性もあります。

なるべく違うエピソードでまとめておいた方がいいと思います。

長さは1分半から2分くらいが目安です。

この三大質問は、学生側もしっかり準備しますので、
どうしても添削を受けたり、面接練習をしたりして
他の人の手が入りやすくなります。

体裁の整った立派な内容ではなく
学生の素の部分を知りたいと思う企業は多いので、
企業によっては、この三大質問は一切聞かないというところもあります。

最近多いのは、

雑談形式で話を進め、
一つの話を深く、深く堀り下げて聞いていくというパターンです。

ですので、
取り上げられるエピソードを整理して
エピソードごとに、自分なりの考え、経験からの学びを考えておくと
よりスムーズに人物像を伝えることができます。

その際は、キーワードで覚えておき
あとは、その場その場の質問に応じて、話したいことを見繕って話す習慣をつけるようにしましょう。

ある程度進んでしまうと癖がついてしまい、
「暗記しないと話せません」という学生もいるので
初めの段階から、その場で考えて話す癖をつけましょう。

企業側は、素の状態を知りたいので
あえてその場で考えないといけない
想定外の質問をするケースも多くみられます。

ネットや面接対策の本に
「よく聞かれる質問」や「想定外の質問」例がでていますから

もし自分が聞かれたら・・・とシュミレーションしておくと
本番であわてなくてすみます。

面接の受け答えでは、
質問をはさみやすいように、会話を意識しましょう。

話すときは、面接官に対してまんべんなく視線を送り、
はっきり聞こえるように心がけます。

急な質問を受けて戸惑ったときは
「そうですね・・」といって間をおけば、
少しの時間であれば待ってくれます。

ESの内容と不一致がないように、
提出したESのコピーは必ず取り、面接前に確認しましょう。

ときどき、

「初めのころにESを書いたので漠然とした内容になってしまったが、
いろいろ手直ししていくうちに自分なりの考えが浮かび、
違うことを話したい」といわれることがあります。

また
「一次面接で話したことと違うことを言ってもいいですか?」
という質問も受けます。

提出済みのESを採用者が持っている場合が多いため

全く違う内容を話すと
「あれ、書いてある内容と話がちがうぞ」となってしまいます。

その場合は、
前半部分(3分の1くらいでも可)でESの内容に沿ったことを話し、
後半部分で「また・・・」と新たに話したいことを追加していく
といいと思います。

また、最大の困難や就活の軸など、ESには書いていない質問で
1次面接で話した内容と違うことを言いたいときは、
個人的には、そのまま話してしまっていいとお伝えしています。

人事担当者などで同じ人ですと、
この間と違うぞとなってしまいますので注意が必要ですが

大体の場合は、1次と2次の面接官は違う人であることが多いですし、
前に話した内容が一言一句メモされて
上にあげられているわけではないからです。

対応に迷ったときは、面倒でもキャリアセンターなどで
確認してから臨むといいと思います。

自分の判断が間違っていたり、裏目に出てしまったりして
残念な結果になってしまうと、とてももったいないですし

採用者側の視点を知って、さらに良くなることも
よくあることだからです。



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