落ちることに慣れよう
新4年生のみなさんは、説明会や選考で大忙しだと思います。
これからどんどん進んでいきますので
足を止めずに走り続けてください。
すでに選考が始まっているところもあり、
選考が進まない状況に、
心が折れてしまう人が多い時期でもあります。
いくらESを送っても通らない・・・
面接で1次より先に行かない・・・
周りの友人たちが、
「最終までいった」「とりあえず内定一つとれた」などと言っている中で
なかなか順調に進まず、
ダメだったという現実を突きつけられるのは
精神的にきつい部分もあると思います。
自分を否定された気がする・・・
いくらやっても受かる気がしない・・
気持ばかりが焦って不安に押しつぶされそうになる・・・
だめになることが多いと、やる気自体がどんどんそがれていきます。
そんな状態の学生さんに伝えたいのは
「落ちることに慣れた方がいい」ということです。
1度も落ちずに、意中の企業から内定を得ることは
滅多にありません。
むしろ落ちることの方が多いのですから、
一つ一つをそんなに深刻にとらえずに、
淡々と次、次とこなしていきましょう。
実際、その学生さんがだめなのではなく、
たまたまその企業の求める人材に合わなかったということも多いです。
「ただ縁がなかっただけ」ということも多いのです。
ですから、あまり悲観的にならず、淡々と粛々と
進めていった方がいいのです。
そうはいっても、
そのままでは同じことの繰り返しになってしまうこともあります。
ESにしろ、面接にしろ、全く進まないということは
必ず改善点があります。
そこを補強して臨まないと、同じ結果になる可能性が高いですから、
自分のES,受け答えのどこが問題なのかを自覚して
その点を直して臨みましょう。
キャリアセンターで添削を受けたり、
模擬面接を受けたりしてみてください。
自分本位になっていたり
通り一辺倒の受け答えになっているかもしれません。
採用者側の視点を意識して、自分らしさを盛り込み、
自分がどんな人物か、アピールしていくのです。
また、就活のエントリーはいつでも受け付けているわけではありません。
今が一番のピークです。
ですから今の時期、興味ある企業には多めにエントリーしておきましょう。
ES、一次面接・・とダメになる可能性はそれぞれにありますから
どんどん手ごまがなくなっていきます。
あとから増やそうと思っても、「もう締め切りました」というケースに遭う
ことも少なくありません。
今の時期、落ちたショックで足を止めてしまうのは、
非常にリスキーです。
どんどん応募が締め切られていきますので、
せっかくのチャンスが素通りしてしまいます。
上手く進んでいない人は、まず自分の改善点を補強し、
ある程度完成してきたら、落ちても気にせず、淡々と進めましょう。
選考の進む会社が意外と自分に合っていたり、
縁がある会社だったりします。
疲れもたまって、苦しい時期かもしれませんが、
落ちてもあまりめげずに、
やや多めくらいの感覚で、どんどんエントリーしていきましょう。