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【税理士試験勉強 第15回】アゴが外れる。声が出ない。

好きだった塾講師を3月で辞め、4月からは税理士試験勉強だけになり、誰とも会話をしない生活が始まりました。


 1.追い詰められて顎が...痛い痛い

自分の口から発せられる言葉は、財務諸表論と消費税法の理論のみ。誰とも会わない生活が続き、徐々に精神的に追い詰められていきます。

その中でも唯一、会話をする機会がありました。私にとって楽しみな時間でもありました。

大学の時の友人が教員試験を受けるために、勉強しているとのことで、時々、金沢大学の(今は無き)小立野キャンパスの学食で夕食を一緒に食べました。角間キャンパスへの移転は順次されていている頃で、まだ小立野キャンパスは残っていました。

とにかく人と話せるのは良かったです。唯一同じ境遇だった友人。
試験の内容は違っても受験生であることに変わりありません。お互いの勉強の進捗状況を話したり、昔話をしたりで、息抜きになりました。

食べなれた定食を前に話をしますが、ご飯を食べようと口を開けると、何故かアゴが外れました。

2.何度も外れる。そして末期状態へ…

アゴが痛くてご飯が食べられない。これは毎度の出来事でした。

アゴが外れることが分かってくると、最初の一口目は気を付けて口を開けます。しかし、それでも外れました。

そして、友人と会わない日は、声が出なくなりました…。声を出そう思っても、出ない。

末期状態です。
ドラマであれば、そろそろ手を差し伸べてくれる出来事が起きますが、さらに落ちていきます。


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