【税理士試験勉強 第8回】初めての簿記論の授業
アメリカから帰ってきて、初めての簿記論の授業。ドキドキ。
1.10個中2個分かる仕訳
教室に20人~30人くらい受験生がいました。金沢市の簿記論受験者が「教室で受講受ける人が、こんなにたくさんいるんだ!」とビックリしたのを覚えています。
もちろん、一番前の席に座ります。やる気マンマンです。
授業の内容は分からないことしかなかったので、全く記憶にありません(笑)簿記論なので計算問題を解いていたんだと思います。
私は仕訳が全く分かりませんから、問題が出されてもさっぱり分かりません。
10個の仕訳問題があれば、2つくらいは何とか分かる。そんな程度のレベルだったと思います。
2.超高スピードとチンタラチンタラ電卓
そして、私は関数電卓を使っていました。人差し指で、数字のボタンをゆっくり、ゆっくり押して集計していました。
そしたらですよ!
隣の席に座っている、私の倍の時間は生きているであろうおっさんが超・スーパー猛スピードで電卓をたたいているんです!
えー!!!!! はえぇぇぇー!!!!!! おっさん、はえぇぇぇーーーーー!!!!!!!!!!!
衝撃でした。電卓そのものを見ることなく、右手にペンを持ち、左手で電卓をたたく。2刀流です。電卓をたたくのと、字を書くことを同時に行われていました。今なら 大谷翔平か! と突っ込んでいたでしょう。
私は右手で電卓をたたき、たたき終わったら、右手にペンを持つ。ペンを机に置き、また電卓をたたく。隣のおっさんに比べて、俺、チンタラしてるー(笑)
さらに、
後ろの席に座っている20数人の受験生の、電卓をたたく圧力がスゴイ。
カチャカチャカチャカチャかちゃ・・・・
みんな、はえぇぇー!!!!!
工学部でそんなに早く電卓叩く人は見たことない。
簿記の勉強を始めるときに「電卓を買ってください」と言われましたが、関数電卓で十分でしょ。工学部なめんなよ。
と思っていた、ワタクシ。
すぐ文房具屋に走ったのは言うまでもありません。
※そもそも税理士試験では関数電卓は使ってはいけなかったと思います。