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オーストリア旅行記:冬のウィーン2泊3日

こんにちは!
私の通っているイギリスの大学では学期の真ん中でリーディングウィークという1週間のお休みがあるのですが、今回はその休み中にオーストリアに2泊3日で旅行に行ってきました。


オーストリア

Wikipediaより

オーストリアは中央ヨーロッパにある国で、首都はウィーン(Vienna)です。ドイツ語圏で、人口は900万人弱です。

音楽とか歴史とか有名かなと思います。

2月のリーディングウィークの行先をオーストリアにしたのは、行きたい観光スポットが美術館とか宮殿だったからです。天気関係なしに楽しめると思って晴れの日が少なそうな2月でもいいかなーと思ってオーストリアになりました。

結果としては、私が行った時は晴天に恵まれてラッキーだったのですが、ウィーン全体的に建築がすごくて、晴れじゃないと残念だった気がします。やっぱりヨーロッパは全体的に春から夏がベストシーズンですね、、。

1日目

旅行初日は午前中はずっと移動でした!ウィズエアーというLCCを選びました。フライトは往復で110ポンドくらいでした。

ロンドンと時差が1時間あるので到着すると1時間遅れてしまいますが、実際のフライトは2時間くらいです。

空港にはちゃんと2時間前には着いたけど、預け荷物も無いしセキュリティもすぐ終わるので、次回は1時間半前にしよう、、、と思います笑 4時起き大変だもん。

ちなみに今回はホテルはB&B Hotel Wien-Hbfっていうところに泊まりました。綺麗だし静かだし、フロントの人も優しくて良かったです。


ベルヴェデーレ宮殿

30分ぐらい遅延して、12時頃に着きました。入国審査は何も聞かれませんでした。日本のパスポートが理由だったら、ありがたいです。

まずはホテルに荷物を預けて、ホテル近くのベルヴェデーレ宮殿に行きました。

宮殿ですが、中身はほぼ美術館です。上宮と下宮があり、上宮だけのチケットと、両方のチケットあるのですが、私は両方行けるの買いました。

上宮

展示内容は上宮がオーストリア絵画です。

有名なクリムトの接吻
「come for a kiss」というベルヴェデーレの広告は街中でもよく見かけました。



下宮はルネッサンスと中世の展示のほか、私が行った時はスロバキア絵画の企画展やってました。

印象派とは明記されてませんでしたが、光や色に焦点を当てた説明が多かった気がするので、印象派なのかな?万人受けしそうな企画展だし、印象派は人気なので私は下宮もかなり楽しみました。
個人的には下宮のこの企画展が一番気に入っているかもしれません。

そのあと宮殿のカフェでケーキ食べました。

ベルヴェデーレケーキとかモーツアルトケーキとか、
面白そうなケーキもありました。

アルベルティーナ美術館

その後はアルベルティーナ美術館へ行きました。アルベルティーナは常設展としてはピカソやモネが目立っていますが、企画展がすごく良かったです!Matthew Wongというカナダ人画家を中心にゴッホの絵とも関連付けた感じの展示でした。(Matthew自身がゴッホにインスパイアされたみたいな感じらしいです)

Matthew Wongという人は2019年に35歳で自殺してしまった最近の画家なのですが、ゴッホと並べられて、かつ関連付けられながらの展示が、時間の感覚が新鮮で面白かったです。この展示は2月に始まったばっかりみたいでした。7月までやってるみたいなのでぜひ(?)


常設展としては有名なモネの絵も。
アルベルティーナの入り口はオペラ座の目の前で、写真スポットでした。

アルベルティーナはアルベルティーナモダンという姉妹美術館もあるみたいです。


2日目

シェーンブルン宮殿

2日目は午前中はシェーンブルン宮殿に行きました。世界遺産でウィーンで一番人気な観光地らしいです。少し中心部から離れていますが、地下鉄で簡単にアクセスできます。

宮殿!
グロリエッテ
グロリエッテから見た宮殿

宮殿では音声ガイドがあって、色々解説してくれてたので勉強になりました。

ヴェルサイユ宮殿ぽい部屋

午前中に着きましたが、チケット買いに行ったらエントリーが1時間後の枠だったので、ネットで予約しといたほうがいいかもしれません。1時間だと庭園見てたらすぐ終わったのですが、、。


美術史美術館

午後は美術史美術館に行きました。ルネサンス絵画が多かったです。あとはブリューゲルの作品数が世界最大で見所みたいです。

美術史美術館

美術館のすぐ前には対になっている自然史博物館があります。

その後はベルヴェデーレ宮殿に寄りました。

上宮
下宮

この日の夜はオーストリア料理のシュニッツェル食べに行きました。薄いカツみたいな感じです。めちゃ大きかったですが美味しかったです!普通に完食しました笑 
混むので予約したほうが絶対いいです。

@Figlmülle

3日目

ベートーヴェン博物館

空港に3時頃には着きたかったので、最終日は短かったですが少しだけ観光できました。

午前中はベートーヴェン博物館に行きました。少し市街地から離れているので9時にはホテルを出たかったのに、少し寝坊しました、、。ちなみにこの時はモーツアルト派の友人と別行動でした笑 友人はモーツアルトミュージアム行ってました。

ベートーヴェンが実際に住んでいた家みたいです。部屋ごとにテーマがあって、詳しく解説されていました。ベートーヴェンはコーヒーを入れる時のコーヒー豆60個数えてたらしい。

レオポルド美術館

午後はレオポルド美術館に行きました。すぐ隣にmumokという現代美術館もあるのですが、時間が無かったです。レオポルド美術館も最後は急いで回ってました😔

意図せずイギリスのセブンシスターズの絵を発見

クリムトやエゴンシーレなどオーストリアの現代美術多かったです。

この後は空港に向かいました!
帰りは行きと逆でロンドンに着くと1時間早くなるので、8時前には家に着きました。

ロンドンに戻ってくると、大量に発生しているPret、ミニtescoやM&Sがすごくありがたく感じます笑 日本のコンビニ感覚であって便利なのですが、あまり他の国にこういうのなくて、イギリス便利だなと思います笑

あとは寮の最寄り駅につくと「家!!」って感じます笑 まだこっち来て5か月なんですが。


ウィーンに行ってみて

治安

まず治安がすごく良かったです。人口もそこまで多くないからか、街も全体的に落ち着いている感じでした。あとはホテルがちょっと観光地から離れていたのですが、すごく静かでした。

公共交通機関

ウィーンではトラム(路面電車)と地下鉄使ってました。トラムの方がよく使ってたし、ウィーンの街並みが見えるからトラムの方が好きでした。

あとは地下鉄に改札が無かったり、トラムでもチケット確認されませんでした。信用方式みたいな感じですかね?

ちなみにウィーンの公共交通機関のアプリがあって、そこで私は48時間乗り放題のチケット(14ユーロ)を買いました。(一回も出しませんでしたが笑) これで空港までの電車にも乗れるみたいです。

物価

物価はイギリスより安いです。でも日本よりは全然高いかなと😔
特に美術館とかで毎回チケットに15ユーロとか払ってたのは痛手だった気がします。ロンドン無料なので、、😔😔

ただ今までずっとポンドでしたが今回はユーロになったので、日本円にするとユーロの時のダメージがポンドより無いのが良かったです笑 

旅費

フライト:約2万(ロンドン⇔ウィーン、LCC)
宿泊費:2泊で1人2万(1泊1万くらいでした)
美術館などのチケット代:1万5000円
食費:1万2000円

計:他色々合わせて旅費は全部で7,5万円くらいでした。

フライトと宿泊費をもう少し削れたらといつも思うのですが、フライトはすでにLCCだし、ホテルに泊まりたいしで、難しいですね😔

感想

ウィーンすごく良かったです!街並みと建築が予想以上に綺麗で、ただ歩いているだけでも楽しかったです。あれがウィーンの人の日常と思うとすごいなー。

空港からも15分とかで市内に着くので、すごくアクセスいいです。治安も良いし楽です。

あとはドイツ語がすごく良かったです笑(厳密にはオーストリアとドイツのドイツ語は少し違うらしいです) ドイツ語とか勉強したいなと思いました。duolingoって効果ありますかね。

物価も高すぎないし、すごい良いところでした。

残念な点は強いていうなら、あまり外国人に優しい感じがしないとこですかね。ドイツ語話せないからですかね。
ロンドンは外国人多いし、私の周りも留学生だらけな環境なので、ロンドンやっぱり良い所だなーと逆に実感しました。話がずれますが、私はロンドンに来てとても良かったです。

最後に

最後まで読んでいただきありがとうございました:)
ウィーン極寒だったのですが、晴れだったし建物が綺麗に見えて良かったです。

お花が咲いている時期はもっと綺麗だと思うので、また機会があれば行きたいなーと思いました。

それではsee you soonです~🍀


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Miyabi │ イギリスの大学1年生
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