みやびこ(カタリフ。雅)

ソプラノ歌手「みやびこ(雅)」。語るように歌う、歌うように語るカタリフのメインボーカル。小説「リピオの星の物語」の朗読公演やライブを積極的に展開する傍ら音楽教室の講師も務める。国立音楽大学声楽科卒業。二期会会員。リラの会会員。▶︎https://miyabi-ko.net

みやびこ(カタリフ。雅)

ソプラノ歌手「みやびこ(雅)」。語るように歌う、歌うように語るカタリフのメインボーカル。小説「リピオの星の物語」の朗読公演やライブを積極的に展開する傍ら音楽教室の講師も務める。国立音楽大学声楽科卒業。二期会会員。リラの会会員。▶︎https://miyabi-ko.net

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  • 朗読

    【 みやびこ・ラジオ朗読 】小説や詩を朗読したり、時にはつぶやきを音声にしてお届けしています。^^

  • 童謡・唱歌

    【童謡・唱歌】幼い頃の気持ちを忘れないでいて欲しい、あの日の自分に一緒に帰ろうよ。そんな思いを込めて歌った動画歌集です。

  • ごあいさつ

    【動画でごあいさつ】初めまして。みやびこ(雅)です。ごあいさつと私のささやかな歴史を語っています。極度の人見知りっ子だった私がなぜ音楽を始めたのか、どんな想いで歌を綴っているかを、ちょっとだけお話ししたいと思います。

  • お手紙

    【大切な仲間から届いた手紙】私と共に歌を愛してやまない大切な仲間から届いた手紙をここでご紹介します。心から歌を愛し、仲間を慈しみ、人生を愉しもうとしている、私の大切な仲間です。

  • 詩集

    これまで書き綴ってきた詩や、新たにしたためた詩をまとめました。お時間ある時に読んで頂けたら嬉しいです。

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極度の人見知りっ子がソプラノ歌手になった

こんにちは、雅です。 今日は私がなぜ歌と出会い なぜソプラノ歌手になり なぜ今も歌を愛していられるのか これまで誰にも話せてこなかった プライベートな軌跡をお話ししたいと思います。 私の家族は7人家族。 歌謡番組が大好きで、テレビを観ながらいつも気持ちよさそうに歌っていた父。 クラシックを聴きながら、ピアノを恥ずかしそうに弾いていた母。 お酒とカラオケが大好きで、演歌を愛してやまなかった祖父。 よく喧嘩しながらも仲の良い一つ下の妹と、ほんわかした笑顔の八つ下の妹。

    • 記憶の糸

      記憶の糸 ほそい ほそい 華奢で 艶やかな・・・ それは ささやかな日常ばかりだ 幼い日の ありきたりの 喫茶店で母にスパゲッティーの食べ方を教えたもらった日 フォークにクルクルとスパゲッティーを巻きつける その鮮やかな手つきに見惚れてたこと 夏の日 妹とベランダから眺めた虹 わりばしに刺した冷凍バナナの味 舌の上でとろけるつめたさ シンデレラの物語のレコード  ガラスの靴を無理に履こうとする意地悪な姉 足の指やかかとを切ってまで なのに陽気に朗読する女性の高い声

      • はじめての○○○

        とうとう手を出してしまった。 最近本を読むのが億劫になった。 そして、決定打はCDを久々に買って、解説書を読もうとしたとき、 「全く字が見えない!」 字が小さ過ぎて、蟻んこ行列にしか見えないのだ。 甘んじては最後、と思っていたけれど、 友人がさらりと 「これ貸したげる」 と差し出してくれた老眼鏡。 かけた途端、 クリアー!!! なんてクリア!! 訳の分からない蟻んこ行列が、突如意味を為して私に優しく語りかけてくれたような感動。 そして800円の老眼鏡を即購入。 私に久々のク

        • 朗読「原っぱ」

          文  長田 弘 語り みやびこ 長田弘さんの詩が好きです。 長田さんの詩を読むと、自分の原点はここなんだよ、と優しく引き戻してくれる気がします。私の核の部分に触れてくる長田さんの言葉。 『原っぱ』は長田弘さんの「深呼吸の必要」という詩集に収載されていました。 以前読んだときに とても心に響いて、この作品に付箋を貼っていたのです。 今回、その語りを録音してみました。 拙いなりに私が感じるままの「原っぱ」を表現してみたかったのです。 すると、その朗読をカタリフ。のプロデュ

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        記事

          叱られて(みやびこ)

          清水かつら作詞・弘田龍太郎作曲・みやびこ歌 叱られて 叱られて あの子は町まで お使いに この子は坊やを ねんねしな 夕べさみしい 村はずれ こんと きつねが なきゃせぬか ああ、この出だしの「叱られて・・・叱られて・・・」 なんだかとても寂しい雰囲気。 詩を読み進めると、ちょっと違和感すら感じていました。 2番の歌詞 「二人のお里はあの山を超えてあなたの花の村・・・」 んん?? これは自分の家から離れたところにいる子どもなの? そう、この詩は貧しい農村から大きな農家

          叱られて(みやびこ)

          小さな空(みやびこ)

          小さな空(作詞:武満徹) 青空みたら 綿のような雲が 悲しみをのせて 飛んでいった いたずらが過ぎて 叱られて泣いた こどもの頃を 憶いだした いたずらをしてよく叱られた。 妹と一緒に家の裏の竹林で遊んでいて、 春、新竹が生えたとき竹の皮を全部剥いてしまったこと。この時は祖父にこっぴどく叱られた。 「竹が育たなくなるじゃないか!!」 顔を真っ赤にして怒っている祖父の顔を思い出す。 でも祖父と一緒にお風呂に入ると、いつも 「めんこい、めんこいなぁ」 と手ぬぐいで身体を洗って

          小さな空(みやびこ)

          赤いやねの家(みやびこ)

          赤いやねの家 作詞 織田ゆり子 作曲 上柴はじめ 譜  みやびこ 『電車の窓から見える赤いやねは ちいさい頃ぼくが住んでたあの家・・・♪』 そんな歌い出しから始まる 「赤いやねの家」 という歌。 私がこの歌を知ったのは小学校教材の「歌はともだち」という歌の本。 小学生が全校集会とかのときに声を合わせて歌う為のちいさなあの歌本です。 その頃、近所の小さい子たちにピアノを教えていたのですが、 子どもたちが簡単に歌えそうな、そしてステキな歌はないかな?と探していたら 目

          赤いやねの家(みやびこ)

          たんぽぽ(みやびこ)

          「 たんぽぽ 」 門倉さとし 作詞 堀越  浄 作曲 みやびこ   歌 雪の下の 故郷(ふるさと)の夜 冷たい風と 土の中で 青い空を 夢に見ながら 野原に咲いた 花だから どんな花より たんぽぽの 花をあなたに おくりましょう どんな花より たんぽぽの 花をあなたに おくりましょう 小学校5,6年生の時の担任、荒井先生。 朝と帰りの学活の時間はアコースティックギターを抱えてやってくるのが先生の日課。 「さぁ!今日はこの歌を歌うぞ!」 と 先生は歌詞が書かれた大きな模造

          たんぽぽ(みやびこ)

          蘇州夜曲(歌/みやびこ)

          西條八十 作詞・服部良一 作曲・みやびこ 歌 蘇州夜曲。 1940年に李香蘭主演の映画「支那の夜」の劇中歌として発表されたこの歌。 ロマンチックで幻想的な恋の歌です。 しっとりとむせびなくような二胡の音色が聴こえてきそう・・ 全編に漂う花の香、涙で滲む月、水鏡に映る二人の姿・・・ 儚く美しく切ない夢の時が流れて。 大好きな「蘇州夜曲」、カタリフのライブでも何度か歌いました。 そして今回再び。

          蘇州夜曲(歌/みやびこ)

          「翼」 武満徹 作詞/作曲 みやびこ    歌 日々コロナ感染が拡がる東京。日本。世界。 今までと同じ生活にはもう戻れない、そんな声を聞くこともあります。 今現在、子どもたちの音楽の授業では歌えない、給食の時間はおしゃべり厳禁、そしてエンターテイメントも思う存分楽しめない。 でも心の自由までは奪われたくないです。 ♪ひとは夢み 旅して いつか空飛ぶ・・・ うん!それが生きるってこと。 心に翼を持ってたい。 だから日々 希望の歌を歌い続けていこうと思う、みやびなのでした(

          絵日傘(童謡)

          大村主計 作詩 豊田義一 作曲 みやびこ  歌 童謡「絵日傘」 ご存知ですか? 今ではほとんど歌われていないので、ご存知無い方も多いかと思います。 テンツクテンテン・・・と始まる日本舞踊のような伴奏。 桜、花吹雪、乳母、お里、春霞などなど 和の美しさが散りばめられた言葉。 日本の色彩豊かな春が目に浮かびます。 . 詩といいメロディといい、私の大好きな歌♡ どうしてあまり歌われないのか疑問。

          星の刻を超え(オリジナル曲)

          【 星の刻を超え 】 作詞 みやびこ / 作曲 田中和恵 歌 カタリフ 私たちのオリジナル曲です。 お聴きください ^ ^

          星の刻を超え(オリジナル曲)

          みかんの花咲く丘(童謡)

          加藤省吾 作詞 海沼實 作曲 みかんの花が 咲いている 思い出の道 丘の道 はるかに見える 青い海 お船がとおく 霞(かす)んでる

          みかんの花咲く丘(童謡)

          みかんの花咲く丘(童謡)

          七つの子(唱歌)

          野口雨情 作詞 本居長世 作曲 烏 なぜ啼くの 烏は山に 可愛七つの 子があるからよ

          ふるさと(童謡)

          高野辰之 作詞 岡野貞一 作曲 うさぎ追ひしかの山 こぶな釣つりしかの川 夢は今いまも巡ぐりて わすれ難たき故郷

          雨降りお月(童謡)

          野口雨情 作詞 中山晋平 作曲 雨降りお月さん 雲の蔭 お嫁にゆくときゃ 誰とゆく ひとりで傘(からかさ) さしてゆく 傘(からかさ)ないときゃ 誰とゆく シャラシャラ シャンシャン 鈴付けた お馬にゆられて 濡れてゆく