G2サミット〈岐阜市長×各務原市長〉。
インスタライブで拝見しました。
東京だからこそ、こんな場が実現したのだろうか。
【岐阜市長×各務原市長対談】G2 SUMMIT
日時:2020年1月22日(土)18:00~19:30
場所:岐阜ホール(東京都台東区上野桜木1-4-5-2F)
ゲスト:
柴橋正直岐阜市長
浅野健司各務原市長
岩瀬千絵さん 清流の国ぎふ移住・ 交流センター(東京)相談員
今尾真也さん 株式会社リトルクリエイティブセンター代表取締役
やっぱり柴橋岐阜市長の言葉に注目してしまう。これから、金公園の「リノベーション」を考えているらしい。各務原市の「学びの森」のような都市公園、市民公園のイメージを持っているようで、その他の公園についても変えていきたいと話していた。
各務原市で2009年から続く音楽フェス「Our Favorite Things」のような取り組みを岐阜市でもできないか、という質問に対し、柴橋市長は「やります。金公園のリノベーションとか、そういうことの中で位置づけていける。岐阜駅前の広場で今もいろんな団体の方がやっておられるが、各務原市のこういう取り組みほどにはなっていない。それには場の問題がある。自然がそばにあり、人が自らを解放できる空間かどうか。そういう点で公園が力を発揮できる。金公園か岐阜公園か。まちをにぎやかにしていかないと」。
…うーんいろいろつっこみたいところはあるけれど、今やっている「さんぽde野外ライブ」からさらに、音楽の活躍できる場が膨らんでいく可能性もある。
浅野各務原市長は「それにプラスして関係人口のことを考えないと。来るだけじゃなくて、参加したからには何か自分にできないか、と思わせられるような企画にしないと、さらなるにぎわいにはつながらない」と。この点、浅野市長の方が考えが深い気がする。
一つ耳を疑ったのは、柴橋市長の、鵜飼は「プラスチックフリー」だという言葉だ。そのサステナビリティはこれからの世界に求められているスタイルであり、観光よりもう一段高いところで、世界に共感してもらい、価値を発信していきたいという趣旨であった。
今の鵜飼では、手縄はもう材料が手に入らないからナイロン製になっている。首結いと手縄をつなぐ「クジラ」は、以前は本物の鯨ひげを使っていたが、今はプラスチックで代用している。もし本当にプラスチックフリーといっていくのであれば、材料の供給について、もっと市も一緒になって考えるべきだろう。ただでさえ、世界には鵜飼は鵜の虐待だという偏見も一部あるのだし。
とはいえ貴重な機会だった。