直書観音10周年記念「ひかり」公演に向けて。
書道家・白石雪妃さんとのユニット直書観音は今年10周年を迎えます。それを記念して2日間のオンラインのワークショップとシークレットライブのプログラムを行います。直書観音10周年記念ライブ2日間通し券のお申し込みはこちらより→
即興表現という、今を生きる表現だからこそ、オンラインでの展開に可能性を感じています。状況に左右されずに、淡々と確実に表現をつないで行く場としての可能性。ぜひ、この機会に新たなステージを体験してください。
直書観音は2011年の開始当初から、即興表現の楽しさを伝えるために取り組んできました。日常の中の瞬間を切り取り、クリエイティブな要素にフォーカスし、書や音の表現を通して、空間に刻む体験を共有します。
音楽は目に見えないですが、即興の書と同時に空間に放つ事で音の記憶が残る書の作品が生まれます。書のリアルタイムのエネルギーを受けた音は、単独では決して奏でられない独特のサウンドに変化します。こうして、書と音が違いに影響を与え合いながら、空間を彫刻して行きます。
オンラインというバーチャルな空間に舞台をうつす事で時空を超えて場を共有する事が可能になります。これは響きの本質を追求する直書観音の進む道として必然の展開だと感じています。ワークショップは9月19日(※日時変更になりました。)書を聴き、音を書き、空間を超えた臨場感を一緒に体験します。
私自身、パンデミックになってから、オンラインで学習を深める機会が増えました。DAWだったり、筋トレだったり、オンラインで学んだ事が確実に自分の血肉になる体験をしました。自分で環境を設定するので、現場に行くよりも、さらに能動的になる事、そして、そこから学んだり体験した事は、場所に左右されず、自分の中でしっかり育っていく事を実感しています。
この経験を通して、これからの表現の場として、オンラインならではの臨場感を提供できると確信しております。
直書観音では、開始当時からお客様一人ひとりの距離を大切にしてきました。今回、メインのライブは9月20日、感染症対策を万全にした会場で行います。表現者とお客様のための守られた場として、コロナを機に新たな表現をつなぐ場としオープンしたプライベートの空間です。
場所は長野県茅野市の茶会記クリフサイド。お申し込み頂いた方に場所の詳細をお伝えいたします。現地集合・オンラインどちらでもご参加いただく方のご都合に合わせてお選びいただけます。直前にお決め頂いても大丈夫です。
また、今回のために特別にグッズを準備しました。直書観音デザイン・音の余韻が残る書のTシャツもしくはトートバックです。会の終了後に、このグッズでさらに余韻を広げていただければ嬉しいです。
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