美也P&春香P対談② ~春香の「普通らしさ」を見る~
こんにちは、宮尾美也世界一可愛いの会(@miya_kawayoi)と申します。
今回も引き続いて、先日Twitterのスペースにて行ったそにっぴーさん(@f_of_panda)との対談の模様をお送りします。
①はこちらになります。
2回目となる今回のテーマは「天海春香の普通らしさが表れているシーンは?」です。どうぞお楽しみください。
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5. 高性能はるるん
れぽてん
次に移りつつ話をしていければと。「天海春香の普通らしさが表れているシーンで印象深いところ」。さっきの話とも関わってくるかなというところなので、絡めて話していただいても全く問題ないかなと思うんですけれども。そにっぴーさんのほうはどうですか、ここの部分。
そにっぴー
ぶっちゃけ言うと、さっき話の中でキラメキ進行形のコミュ出しちゃったから。実は出そうと思ってたのはそれでした。(※対談①参照)
れぽてん
あー……申し訳ないことをしました。失礼しました……
そにっぴー
いやいや、私も流れで喋っちゃったんで。でも、春香の普通を感じられるコミュってなんだろうってなった時に、最初僕が定義した「普通」の一つの定義として、立場の差とか関係なく、「自分もそうだったよ、あなたもなれるよ」っていうことを言えるのがある意味普通って考えた時に、それを挙げたわけですけど。
そにっぴー
もっと普遍的な普通の使い方、つまり特徴が見受けられないとか、有名ではないとかっていう意味になってくると、ギャグ寄りの話、二次創作、もしくは4コマとかそういうのを除いてしまうと、あんまりないんじゃないかなっていう風に思いましたね。
れぽてん
なるほど。
そにっぴー
私があまり網羅はできてないんで、コミュを。あれなんですけど。
れぽてん
私もあまり他人のことは言えないんですが。なるほどね、普通らしさ……
そにっぴー
逆にれぽてんさん、普通らしさを感じるコミュって何かありますか、春香で。
れぽてん
普通らしさが表れているところって言うと、ミリシタの中で春香さん結構、レッスンの休憩の時間に「お菓子あるからちょっと休憩しようよ」みたいな、「私作ってきたんだ」みたいなことを頻繁にやってて。そこはすごい庶民的だなって思いました。
そにっぴー
それ聞いてて、学校だとかそういう所で女子高校生とかがよくやってる光景っていう意味では、よく見られるっていう意味で普通の、ほっこりするシーンなんだろうなと思ったんですけど、よくよく考えたら、この日はレッスンあるから(といって差し入れ用の)お菓子(を作る)って朝6時に思い立って7時に持っていけるかっていうと必ずしもそうじゃないと思うんですよね。
そにっぴー
絶対に前日から準備してるんですよ。自分も当日のこと、翌日のこといろいろあるにもかかわらず。でも、春香さんいつもお菓子を持ってきてくれる、そういう描写が多い。そのスケジュール管理能力はぶっちゃけ普通じゃないんですよって思いました。
れぽてん
(笑)
そにっぴー
めんどくせーですもん。1日ダンスして、歌って、飛び跳ねる仕事してて、その中でも自分が好きだからって、仲間のためにお菓子作ってこようって、そのバイタリティはすごいんですよ。だから寝不足になってるわけですけど。
れぽてん
私はお菓子作りも自炊もやらない人間なので、春香さんがどれぐらい苦労してお菓子を用意しているのかというのは想像でしかないんですけど、大変だろうなとは思いますね。朝何時に起きてるんだろうっていう。
そにっぴー
遠くから来てますからね、しかも、春香さんは。それなりに。
れぽてん
そうですよね。
そにっぴー
普通の光景かもしれないけど、そこにはそういう高性能が割とね、垣間見えるシーンなんじゃないかなとは思いました。
れぽてん
(笑)
6. 「私は天海春香だから」
れぽてん
それと、普通っていう部分で絡めて私から1個話したいことがあって。これもミリシタのもので恐縮なんですけれども、直近の5周年のイベント。
れぽてん
「私たちのR@inbow!」のコミュの3話。「アイドルとしての、『あなたの輝き』とは?」っていう問いがずっと問われていて、春香さんも当然それに回答してるんですけど、そこの回答が、ちょっと私のほうで読み上げると「歌やダンスがすっごく得意ってわけじゃないし、特別美少女ではないし───
そにっぴー
うそつけ!
れぽてん
───でも、そんな普通なところを応援してもらえて、それが私の輝きかなって!」
れぽてん
っていう話をしていて。
そにっぴー
特別美少女ではないはうそ(笑)
れぽてん
それはそう! 特別美少女ではないは絶対にうそ。
れぽてん
なんですけど、で、さっきのムビマスの話ともちょっと絡んでくるんですけど(※対談①参照)、このコミュから考えると、天海春香って自分のことを普通だと思ってるんですよ。
そにっぴー
かもしれない。はい。
れぽてん
そこに加えて「そういうところを応援してもらえるのが私の輝きかなって」っていう発言を春香さんがしているということは、ファンは天海春香を特別だと思ってるんですよ。
そにっぴー
うんうん。
れぽてん
春香さん、普通とか特別とか、結構いろいろ考えてる子だと思うので、ファンの目線とかも全部理解してるだろうから。だから、天海春香のどこに特別を見出して、どこが普通かって考えるのはファンの役目というか。
そにっぴー
そうですね。ぶっちゃけ、今言われて思い出したんですよね、このコミュ。確かに自分のことを普通って言ってたなって僕も今思い出しまして。ただ、字面だけ見ていくとちょっと不思議なんですよね。「そんな普通なところを応援してもらえる。それが輝きだ」って自分が胸を張って言うっていうのはどういうことなんだろうなって。
そにっぴー
つまり、歌が得意な子でもなく、ダンスが得意な子でもなく、めっちゃかわいい子でもなく、は嘘だけど! でもめっちゃかわいい子でもなく、そうじゃないけど、私を応援してもらってるっていう時の、この春香が言う「私」って「天海春香」なんですよね。
そにっぴー
そういう属性ではなく、ありのままの自分をファンの人に見せたいし、ファンの人もそれを応援してくれてるっていう、そこに春香はファンと自分の間に信頼関係を築いてるのかなと。そこにある意味安心感を持っているのかな。
そにっぴー
分かりやすく言うと、これもまたムビマスからセリフ借りますけど、「私は天海春香だ」ってことなんですよね。上手く言えないんですけど、ここで春香が言いたいことってたぶんそういう、ありのままの自分をアイドルという活動の中で受け入れてもらっているっていう考えがあるんじゃないかなと思ったんですね。
そにっぴー
だからファンが見ている春香って、まあ特別だっていう思いがあるんでしょうけど、特別だっていう気持ちで見ているというよりは、ありのままの天海春香を応援しているんじゃないかな、この世界の春香ファンはっていう風に、どちらかというと思いました。
れぽてん
うーん、なるほど。「私は天海春香だから」っていうそこのセリフに集約されるかなと聞いてて思いました。
そにっぴー
自分もここで使うとは思ってなかったんですけど、すごいしっくり来ました、今。
れぽてん
そにっぴーさんもおっしゃられてましたけど、ここは春香Pさん一人ひとりで考え方に、似通った部分ありつつ、全然違うよってところもありそうなので、面白いですね、すごく。
そにっぴー
たまたま春香Pとして今日僕が出てるだけなんで、これは人によって違った答え、違った普通が出てくるのは本当にあると思うのでね。
れぽてん
そうですよね。
そにっぴー
いろいろと、「そにっぴーはあんなこと言ってたけど、あいつはバカで」っていう話をね、 ぜひしていただければと、楽しいなと思います。
れぽてん
(笑)
れぽてん
はい、ありがとうございます。ここでまた別の議題に移れればと思うんですけれども、「天海春香の普通」っていうところで、そにっぴーさんのほうから言い残したこととかはありますか?
そにっぴー
うん、割と言いたいこと言い切ったんで大丈夫です。ありがとうございます。
れぽてん
良かったです。はい、ありがとうございます。
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今回はここまでとなります。次回は毛色を変えて、ミリシタメインコミュ85話「とおくとおくたかく」を通じて天海春香を紐解きます。ここまで話が出ていなかった宮尾美也についても、存分に解釈をぶつけ合います。
投稿は近日中を予定しております。どうぞお楽しみに。