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IQ74がTOEIC900点を目指す理由

このnoteでは大学入学後の英語学習の経験と私がTOEIC900点を目指している理由について、書いていきたいと思います。


これまでの経験

大学1年生

TOEICを初めて受験したのは、大学に入学して全員が受験必須のIPテストでした。6月の受験だったのですが、過去問や単語帳など特に対策をせず、大学受験の英語力(共通テストでは6割くらい・英検2級保持)で挑むと435点でした。もう少し取りたかった気持ちはありましたが、成績に関係なかったので軽く落ち込んで大学生活がスタートしました。

IPテストを1年生の間に2回受験しなければならず11月に2回目があったので、9月くらいから『金フレ』を買って勉強していました。
その時の結果が405点。あれれ、落ちているぞ?
今回はある程度勉強した(つもりだった)のでがっつり落ち込んで、自分はやっぱり英語が苦手なんだと認識していました。


やっぱりというのは、高校生の頃から国語と暗記科目に苦手意識を持っていました。国語はいくら勉強しようにも記述問題では間違え、単語テストなどの暗記を要する科目は暗記するのに周りの3倍ほど時間がかかり、あまりの無力感に絶望していました。今でもよく人の名前をよく思い出せないことがあります。思い出せるように何かと紐づけたり工夫はしますが、それでも思い出せなかったり思い出すのに時間がかかったりするので悩みです。

これは普通じゃないだろということで
大学病院で知能検査を受けたところ、
案の定「言語」と「記憶の想起(遅延再生)」に関する記憶のIQが著しく低かったのです。

ウェクスラー式知能検査の結果

もちろん英語は単語や文法の暗記は必須ですし、長文を読むための読解力が必要です。また、リスニングでは聞いたことを理解しながら保持する力も求められます。なので、知能的(客観的)に英語は苦手な科目です。

ただし、知能検査はあくまで一つの指標にしか過ぎません。これを理由にこれからの人生を諦めてしまうのは言い訳ですし、なりより大学受験を通して勉強に対する未練が生まれ、大学生活の中で成功体験を作って克服したいという想いがありました。

そして頭を働かせた結果、
出来ることはただ一つ「結果が出るまで継続すること」でした。
そう、継続するしかないのです。

あの林修先生が昔TVで
『努力は裏切らないという言葉は不正確だ。「正しい場所」で「正しい方向」で「十分な量」を成された努力は裏切らない』
とおっしゃっていました。

この3要素すべて大切ですが、私自身は「十分な量」が最も重要だと考えています。それが果たして「正しい場所」なのか、「正しい方向」なのかどうかはある程度やらなければ分かりません。
例え、正しい道だったとしても、
それなりに前進しない(十分な量をこなさない)限りは結果はでません。

また必要な勉強量も個人差がありますし、人と比べてところで特に良いことないので、結果が出るまで黙々とやるしかありません。


という訳で405点を取ってから英語学習に意識が向くようになりました。
当時はまだ「正しい方向(学習法)」というのがまだ分かっていなかったので、ただやみくもに勉強していました。
「金フレ」と初心者向けの「はじめてのTOEIC L&Rテスト 全パート総合対策」を使っていました。

初期の参考書

そして1年生の終わり(3月)に初めて公開テストを受験すると545点。100点以上伸びた!決して高得点ではないが嬉しい。このままどこまで伸ばせるだろうかワクワクしていました。

大学2年生

その後大学2年生が始まり、英語の授業もいくつか取っていたので、それと並行して公式問題集や金フレに取り掛かりました。公式問題集8(当時の最新)を使って、勉強していました。

そして改めて8月に挑むと550点
1回目とほとんど変わっていませんでした。

600点の壁高くないか?と個人的に感じていました。

どうすれば、600点取れるのか。
ただ、今できることは「継続すること」だったので、毎日は学習できていませんでしたが、連休や長期休暇を利用して学習時間を確保していました。ある日は、1日で図書館・スタバ・コメダ・マックと環境を変えて取り組んだり、英語系のYouTubeを見たりしてモチベーションを維持していました。

そして、2年生の終わり(3月)に4回目のTOEIC公開テストを受験すると、
なんと、、、660点!!!
目標としていた600点は優に超えて、660点取得できました。これはかなり嬉しい。なんとか、時間はかかったもの405点から200点以上アップしました。

大学3年生

その後大学3年生が始まり、高校の頃から尊敬している AtsueigoのATSUさんの学習法を参考に勉強を続けていました。ですが、学部の授業はもちろん就職活動も本格的に始まり、中々大変でした。

この時期もまだどのように学習していくことがベストなのか明確ではなかったので、さまざま試しながらスキマ時間も活用して取り組んでいました。
そして、就活のインターンが慌ただしい中、8月に4回目の公開テストを受験しました。その結果は710点。700点超えました。しかし、この時は900点目標としていた訳でもなく、とりあえず600点超えて、700点も超えたので一旦英語学習に終止符を打ちました。10月にも公開テストを受けて700点だったので、安心しました。

大学4年生(現在)

就活も無事に終わり、余裕が生まれました。時間がある大学4年生は、沢山バイトに入ったり遊んだりして学生生活を満喫するという印象で、私自身もそのつもりでした。

しかし、新学期が始まった直後、辛い出来事に見舞われ、深い悲しみに包まれていました。考える時間があると辛くなってしまうので、その時間を埋めるために何かに熱中したいという気持ちが湧き上がってきました。

ではそこで何をしようかと考えた時に、真っ先に思い浮かんだことが英語学習でした。ですが、今回はTOEICの勉強というより、スピーキングを含めたより実用的な英語学習をしたいと思いました。
700点を取ってから数ヶ月ブランクがあったので、改めて発音・文法・基礎英単語から英語学習を始めています。

そして、仕事やグループワークなどとは違い、勉強は自分一人との戦いです。ルッキズム的な差別もなく自分次第でどうにでもなるものだと考えています。

そして結果は
学習法(正しい方向)✖ 継続(十分な量)= 結果
         /100                               /100              

このように勉強はシンプルな公式で表せると考えています。どちらかゼロでも結果は出ません。この2つの変数を最大化することで結果を出せると考えています。

今現在は納得のいく学習法で、かつ継続できるメンタル作りをしながら、
英語学習の第一歩としてTOEIC900点を目指しています。

英語学習をしている3つの理由

きっかけは悩み込んでしまう無駄な時間を作りたくないということでしたが、他にも始めた理由があります。

①英語を趣味にしたい

 私はこれといった趣味や特技がありませんでした。いつも自己紹介する時は何を話そうか困り、自分は何が好きなのかもよく分かっていませんでした。だからこそ、自信を持って日常的に楽しんで取り組んでいることを作りたいというのが理由の一つです。
 趣味はアイデンティティになります。アイデンティティは存在意義や自己肯定感と関わりがあるようで、心理学者のエリクソンは青年期(18-22歳)の発達課題として「アイデンティティの確立」を挙げています。
 いまこそ、自分のアイデンティティを見つめ直すにはいい機会なのではないかと感じました。

②英語ができるとかっこいい

単純な理由ですが、周りで流暢に話せている人を見てかっこいいなと思います。
YouTubeでネイティブ相手に差し障りなく会話できる人を見たり、身近でもカタカナ英語ではなくネイティブに近い発音をしている人をみて、感心するばかりでした。

そして、スキル自体は、お金では買えません。スクールやコミュニティに参加することで、より良い環境を得ることはできますが、「入った(買った)だけでスキルが身につく」わけではありません。どちらにせよ、時間と努力が必要です。だからこそ、スキルの高さは努力の結晶であり、その観点から見ても素晴らしいと思います。

しかし、英語力と一言でいっても抽象的であるので、資格試験を通して定量化したいと思いました。広く認知されているTOEICですが、900点なんて簡単に取れる点数ではありません。だからこそ、第一歩として目指す価値はあるのかなと思いました。

③人生を豊かにするため

英語は趣味に留まらず、確実に人生の選択肢を増やすものだと考えています。もちろん、今後英語を使った何かを考えていく必要はありますが、多くの国にいって様々な文化に触れれ自身の価値観を広げていくだけでも価値はあると考えています。

英語に自信を持つことで見えてくる世界、選択肢も沢山あると思います。私にとって英語学習は義務ではありませんが、誰かのモデルになれるように頑張っていきたいと思います。

最後に


大学4年生になって気づいたことがあります。

それは、
「勉強は最強の現実逃避」
だということ。

これをテーマに記事を書いてみたいと思うので、また読んでいただけると嬉しいです!

ありがとうございました。


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