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不道徳教育講座 三島由紀夫

文学を読んだ方がいい。と会社の人に言われ、三島由紀夫を知らなかった自分が恥ずかしくなると同時にすぐさま図書館へ本書を借りに行った。
三島由紀夫は1925年に生まれた、私より73歳年上だが、考え方が現代と遜色ないことに驚く。
本書では、「〇〇すべし」と書かれているが、その全てがしてはいけない・しなくて良いことだ。
大いにウソをつくべし・うんとお節介を焼くべし・友人を裏切るべし・女には暴力を用いるべし・・・
など、それぞれに理由となぜなのかのストーリーが記されている。
とても考えさせられる一冊で、人の考えを覗ける文学はこれからも読もうと思った。

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