パラダイス・ロスト ラスト・ワルツ 柳 広司
ジョーカーゲームの続き。といっても、メインの話は結城中佐が作ったD機関の話だ。パラダイス・ロストでは結城中佐の過去が明らかになる。
ラスト・ワルツは、D機関のスパイと任務の中で起きる事件をD機関のスパイ視点だけではなく、事件に関わる人の目線とも交えながらストーリーが進む。読みながら、どの瞬間なのかわからなくなる時もあるが、終盤になるにつれ話がまとまるから読むのが止まらない。
短いが、二つの感想はここまで。
全4作あるが、どれも面白く、ストーリーの進み具合も丁度いいのですぐに読み終えてしまった。お薦めの小説である。