未来には構造が逆行しても新しいネットワークを 22.5.12
便利を追い求めてきた人類が持続可能な方向へ舵を切り、エシカル消費やエコシステムを意識し始めた。
小さな政府や村構想、巨大資本からの脱却や個人の時代など、ある意味“過去にあった構造に戻る”ように時代は流れると言われる。
しかし、それが可能なのはあくまで新しい条件が整ったから。
つまり、キャリア教育をする我々は単に「昔に戻るのがいいよ」と言えばいいわけではない。
最新の、未だ全貌が見えていない何かを駆使して、現代の問題ある構造を抜けるように次世代へバトンタッチするという難題。
その解決のヒントになるのは『新しいネットワーク』だと思います。
例えば、地方創成で新しい経済圏をつくる時。
その場所が過去と同じように閉じられた田舎になってしまえば、若者は残らない。
私も田舎で育ちましたが、「ずっとここに暮らし続ける」と考えるのは絶望感に近かった。
ただ昔の暮らしを取り戻ればいいというものではない。
新しい技術を取り込みながら、本質的な幸福感を求めていくバランスが大切。
キャリア教育を考える時、いつでも見るのは未来と本質。過去ではない。
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『構造が戻りゆく未来のバランス』
▶︎便利→サステナ〜自然の中で思考が深くなる
▶︎逆行時代〜スローライフに大敵な退屈
▶︎開けたネットワーク〜新しい人・新しい情報
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