今だけでも過去だけでも軸は見えない 22.8.31
就職・転職活動をしていると、軸をよく聞かれます。
この軸は、職種や業界のことではないと思っています。
『価値の道』のことです。
これを見つけるためには、現在の情報だけでは浅くなり、過去の情報だけでは現実的では無くなってしまう。
なんでも軸を立てるには、最低2箇所の支点が必要になる。
キャリアも同じで、現在の支点と、できれば始点を見つけることでキャリアの軸、価値の道が見えてきます。
志望動機では、おそらく軸が目指す未来のことを指し示すでしょう。
だけど、それはいつでも確証のない宣言であり、面接官からすれば何の証拠もない大言壮語。
証拠として、現在の自分が「こんな時にこんなことを感じる」と支点示すこと。
昔の自分を探り、「思えばあの時からそれは始まっていた」と始点を示すこと。
それが深みであり、証拠であり、気付きや思考の明確さ。
足りなければ「浅い」と言われるものです。
アートと同じ。
文脈に価値がある。
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