日本でのライブコマースはどうなるのか?
こんにちは。STANDの宮原です。
最近、メディアなどで特集されることが増えてきた
ライブコマースについて書きたいと思います。
丁度、Newspickのアップデートでも特集されていましたが、
売り手、買い手、繋ぐためのプラットホームがしっかり出揃い、
理解して活用し始めると今後伸びていく可能性があるので、
しっかりまとめたいと思います。
・ライブコマースとは?
ライブコマースとは、ライブ配信の動画を活用してユーザーの購買を促す新しいオンライン販売の形です。
リアルタイムで配信される動画で商品やサービスを紹介し、
コメント機能を介して視聴しているユーザーの質問などにも答えていくなど、
これまでECでは困難だったインタラクティブな接客を提供できることができます。
ユーザーにとっても、静止画やテキストだけでは伝わりにくい商品の使用感がわかりやすく、詳しく情報を得られます。
ライブコマースの配信は、専用のプラットフォーム、もしくは自社ECサイトやSNSのアカウントを介しておこなわれます。視聴するユーザーは、配信コンテンツ経由でかんたんに商品・サービスを購入可能です。
気になるライブコマースの効果ですが、購入率は通常のECに比べ高い傾向にあります。
・ライブコマースの市場
コロナ禍以降、日本国内でもライブ配信は非常に活性化されるようになり、成長率は4年前の中国に近い動向となっています。
日本国内のライブコマース市場は2024年までおよそ10兆円の市場規模になる予測です。すでに日本ではアパレル業界や化粧品業界で本格的にライブコマース運用の実証実験が行われています。
新型コロナウイルス感染拡大の影響で実店舗での接客が制限される中、接客と販売をオンラインで行う試みが広がっているということです。
日本のライブコマースはまだ発展途上で「経験」や「ノウハウ」もまだ 乏しいのが実情です。そしてまだ成功事例もなく、ライブコマースの「著名なライバー」も存在してません。
新たな市場にいち早く参入し、世の中のニーズをいち早く導入することにより得られるメリットは計り知れません。
一般人から一躍レジェンドとなったYouTuberや、テレビ通販で一躍お茶の間の人気者となった通販企業の社長や、実演販売士の方、いわゆる通販マンと呼ばれる方のように、これからライブコマースというフィールドでも同様のトップスターが生まれると可能性が高いです。
・ライブコマースが注目されている理由やメリットについて
ライブ配信自体が盛り上がっているまず、販売という形式に限らずライブ配信自体が今、とくに若い世代を中心に熱いコンテンツであるという点があります。
イチナナライブなどの専用プラットフォームをはじめ、InstagramやFacebookなどメジャーなSNSでもライブ配信機能が追加されています。このトレンドの波に乗り、販売形式としてのライブコマースも盛り上がりつつあるのです。
生配信ならではの臨場感と顧客とのコミュニケーションライブコマースの大きな特徴のひとつが、リアルタイム配信であること。
配信を見る場所、環境はばらばらであっても、その瞬間ユーザーは配信者や他のユーザーと同じ時間を共有することになります。
また、インフルエンサーによる配信ではなく、開発者や生産者など作り手が登場する配信のほうが、実は商品の魅力が伝わりやすいという声があります。
メーカーや販売者の商品にかける熱い思いが、ユーザーにとってはコンテンツとして大いに歓迎されており、好感度の上昇につながっているのです。
ライブコマースは商品・サービスの提供者とユーザーを結び付けるコミュニケーションツールとして、そしてゆくゆくはファンの育成に貢献するものとして期待されています。