プロセスエコノミーとは??
こんにちは。STANDの宮原です。
現在、事業を進めている上で色々と調べている中で、プロセス・エコノミーという考え方が今後注目されると思われるのでメモも含めて今回記載させていただきます。
今月にはGoogleや楽天で勤務されていた尾原さんもプロセスエコノミーに
ついて7月28日に著書も出されて、これから目にすることが増えていくかと思います。
プロセスエコノミーとは??
起業家のけんすうさんが2020年に生み出した言葉ですが、
プロセスを共有するところがお金を稼ぐメインとなると定義しています。
参照:
アウトプット・エコノミーは、「プロセスでは課金せずに、アウトプットで課金する」というものです。たとえば
- 音楽を作っているところではお金は稼がず、できた音楽を売る
- 映画を作っているところではお金は稼がず、できた映画を売る
- 料理を作っているところではお金は稼がず、できた料理を売る
などです。
売り方は、お客さんから直接課金するケースもあれば、テレビのように広告モデルでも両方がありますが、どちらもアウトプットで稼いでいるという面では同じです。このように、アウトプット・エコノミーとは、普通の人が考える、極めて一般的な商売です。
では、アウトプット・エコノミーでは何が大事でしょうか?それは、製品の品質や値段流通、マーケティングなどがポイントになります。要は、いいものを作って、安く提供して、適切に知ってもらい、適切に届ける、ということですね。
なので、みんな、いい製品を大量に作って、値段を手頃に抑えて、広告や口コミなどを通じて認知を広げ、流通などをしっかりと固めてちゃんと届ける、、、ということをやります。
上記にあるように、今まではアウトプットされた商品などに価値がありましたが、今後はアウトプットされるまでの過程にも価値があり、そこを伝えることで、よりモノやコトなどアウトプットされたものの価値がさらに高くなるという現象が起きてます。
BTSが売れた理由も、NizuUが売れた理由も、デビューや認知されるまでの過程を見せることで、より親近感や愛着などが生まれることで、ファンとして
応援していこうという流れができています。
クラウドファンディングもプロダクトが生まれる前に
過程から一緒に介在でき、応援できる所に価値があります。
ということは、長期的なファンを増やせるかもしれないということです。
「最終的なアウトプットがだいたい同じなら、より感情移入しているほうが勝つ」というのがあります。なので、何か作品を出したときに、シェアしてくれたり、広げてくれたり、買ってくれたりする可能性も高くなります。
プロセスから知っているので、アウトプットされたコンテンツを一瞬で消費して忘れる、ということはなく、長期的に応援してくれる人になったりします。共犯関係を作ることが重要なのですね。
モノやコトなど、世の中でいろんなものがありふれている中で、差別化をどこでしていくのかということを改めて考えていくことが大事になるので、7月28日に著書も速攻読んで、しっかり理解して事業に落とし込んでいきます。
またこのテーマについて書きたいと思います。
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