Interface Design
こんにちは。デザイナーの宮地です。
メーカー(自動車部品)のデザイン部門を退職して2023年から大学でインターフェイスデザインを研究・講義していきます。
「教えると言うことは学び直すと言うこと」を体感する毎日出の中で、備忘録的にnoteを活用して行きたいと思っています。
2020年頃にnoteでいくつか記事を上げてからの出戻りになります。その頃書いていた記事とは、また違う内容で掲載していきます。
自自己紹介
私は大学で、プロダクトデザインを専攻し、メーカーのデザイン部門に入りました。デザイナーとして就職しましたが、その当時はまだ全然自分に自身がなく、”5年デザイン部門にいて駄目だったら転職の覚悟”でいましたが、気がつけば30年間開発現場でデザイン業務に携わることが出来ました。
会社に入って一番最初にデザイン開発で携わったのは、自動車のメーターとカーナビでした。自動車のメーターは一見平面に見えますが、加飾のリング造形や針など立体的にデザイン表現する部分も結構あるんです。また車両のインフォメーションを表現する画面も機能として入っているのでGUIデザインの要素もあります。カーナビも、画面デザインだけでなくSWやリモコンなどのデバイスデザインも同時に行っていたので、筐体(プロダクトデザイン)と画面(GUI/HMI)も一緒に行っていました。
また、私の会社はいろいろな事業をやってきているのでETC車載器、ヘッドアップディスプレイ、ワイヤレスキーなどの自動車関連製品、携帯電話やBHT(バーコードハンディターミナル)やFA、農業系のデザインにも関わっていました。量産製品だけでなく、先行開発チームにも所属・マネージメントしていたので、リサーチやUXデザインにも関わりました。
私のベースはプロダクトデザイナーですが、HMIデザイン・GUIデザイン・UXデザイン・UIデザインなど幅広く経験してきたことになります。
現在のインターフェイスの多くが、スマホやパソコンなどの画面デザインが主流になってきていますが、私はもう少し広い視野で、インターフェイスデザインを、捉えていきます。これまでやってきた筐体と画面の融合/連携も捉えた製品デザインを研究領域として考えています。さらにはコト発想のベースとしてUX視点も入れたデザイン手法も研究/講義していくつもりです。
このnoteではそのあたりの考えや、まとめを記載して行きます。