お客様との距離【リスク】

私が思う持論
少し厳密に言うと今後変わるかも知れないが今思う持論

小規模な小売店を営んでいるとお客様との距離が比較的近い関係になる事があります。例えば常連様なども。

親しくなるに連れてお互いの壁が薄くなり打ち解け合う気持ちが生まれます。
勿論そこから信頼出来る友人に発展する事もあるでしょう。
しかしながら経験上ある程度「壁」を作っておいた方が良いと思っています。
何故なら打ち解けたと思っていてもそこにあるのは金銭が関わった関係にあります。

打ち解けた事により良い点
⚪︎常連になってくれる
⚪︎プライベートでの親密さが上がる

打ち解けたことによるリスク
⚪︎値引きしてしまう
⚪︎仕事としての時間を奪われる
⚪︎自信に接客としての怠慢が生まれる
⚪︎お客様という事を忘れ雑に扱ってしまう

業者などによっては多数事例を挙げられると思いますが
壁が薄くなることによって得られる可能性が高いのはリスクの方が多く感じますし実際のトラブルの可能性は高い。と私の経験上感じます。

実例としては
⚪︎スタッフがお客様とプライベートでも付き合うようになりちょっとしたいざこざにより店を巻き込んで揉め事が乗じる。
⚪︎男女関係のトラブルなども。

実際に壁を作ると言っても冷たく接するわけではなく
自信で考えた線引き、ちょっとした事でも良いと思います。
例えば
⚪︎最低限の敬語は忘れない。
⚪︎値引きはしない。
⚪︎慣れによる雑を行わない。
⚪︎業務は他の客同様に扱う。

客側もトラブルが生じた際に思う事は
⚪︎俺は逆だぞ
⚪︎お金払ってるのに

親しかった時は流せる内容でも思い出して許せない感情に繋がる場合が多いはずです。

友人関係でのトラブルでも水掛け論は経験された方も多いと思います。

しかし接客上での水掛け論は店が弱い立場になる事が多くなります。
口コミ、噂、など評判に繋がるのは金銭等の営業リスクや自信のモチベーション低下にも繋がります。

客は理不尽です。

と言うのは言い過ぎですが

お客様は理不尽になる可能性があるリスクを踏まえた距離感が必要かと思います。



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