お世話になってます
もうどれ程長く一緒に居ただろう
あなたはほんとにしなやかで透明で…なのに芯が強くて
あたしや他のものまで優しく包み込んでくれる。
その芯の強さが仇となり時折あたしさえも傷付けてしまうこともあるけれど
そんなあなたとわかっているのについ軽んじてしまったあたしも悪いのよね
いつも側にいてくれてあたしを助けてくれるからあなたを大事にするのはつい忘れてしまっている
あなたがあたしの側にいるのが当たり前になりすぎてしまっていたのね
それでも終わりはやってくる
あなたの終わり…みたくはなかった
あなたの寿命が短くなっていたことをあたしは知っていた
だってあなたのそのしなやかな透明さがちょっと濁っていっていたから
そして段段と軽くなっていたよね
それでもあたしは見ないふりをしていた。
終わりを感じたくなかった。
あなたの代わりをすぐに用意なんてしたくなかったし
実は普段の忙しさにかまけていたところもあったの
今考えるとそれも惰性だったよね
いつもその物事の中身をちゃんと見せてくれてわかりやすく教えてくれるあなた。
いつもパリっとしていてカッコよくて
時にはフワッと包み込んでくれるそんな存在だったのに。
とうとう終わりが来てしまった。
まだ朝の明けきらない薄暗い朝だった。
こんなことならやっぱりすぐに泣きつける次のを用意しておくべきだったのかもしれない。
ラップ。
あーもう朝の早くからなくなるなんて最悪。
こんなところまでお付き合いありがとうございました。
突然思い付きました。なんかくだらなくてスミマセン。
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