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接客の味付け

世の中は重い言葉で溢れている

楽器の練習をするから
わりかしカラオケ店に行く
もちろん1人で行くんだけど

やっぱカラオケって多人数で来る前提
なんだよなって思う
接客もわりと多人数用というか

終了の電話かけてくる時に
『お楽しみの所失礼します』
って前置き入れてくる場合がある
結構なあるある

この
『お楽しみ所』って言葉
1人には味付けが濃い、なんか重いというか
持て余す

1人だからと言って楽しんでない訳では
ないんだけど
やっぱり多人数用の言葉ってあるし
味付けの濃い、薄いみたいなものもある
よなって思う
私は『そろそろ時間です』
くらいでちょうど良い

言葉の味付け

『店内でお過ごしでしょうか?』

テイクアウトか店内で食べるか
確認したい時に使われる

ちょっと"丁寧感"出したいからと言って
店にいることを"過ごす"と言い換える

この"過ごす"って言葉も
わりと濃厚だ
私にとって過ごす場所は
"家"であり 飲食店は"滞在"する場所だ


接客用語は味付けが濃くなりがち
薄味接客はクレームに繋がりやすいが
何も考えず味付け濃くしておけば
丁寧には見える
客に対しても同じ従業員に対しても

その"嘘くささ"がわりと苦手だ
薄い接客に怒る客もいれば
濃い接客が苦手な人もいる

万能な言葉はない

ラーメン屋みたいに選べたら
おもしろいな

接客 薄め
笑顔 普通
声  小さめ

私はこれくらいの味付けが好み

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