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父方の叔母の家族葬に行ってきました。。。
昨日は、東京に住む父方の叔母の家族葬だった。
群馬に住む本家の従弟と母と三人で出席した。
父は5人兄弟。一人は戦争で亡くなったので会ったことはない。
今は5人兄弟のうち父も含めて4人が亡くなっている。
唯一父の弟、兄弟では4番目の叔父が一人生きていて、その連れ合いの叔母が亡くなったのだ。
父の兄弟5人の連れ合いも今は私の母だけ。
父母、叔父叔母合わせて9人の中で生きているのは、今は、昨日亡くなった叔母の夫である叔父と母だけとなった。
残された母も88歳、そして叔父も84歳だ。
今年の3月も父の兄弟の長男である叔父が亡くなり、その際に、叔父は
「5人兄弟で残っているのは俺だけだ」と寂しそうに言っていた。
叔父は、父の兄弟の中では、一番頼りになる存在だった。
兄弟のそれぞれの死の際には、いつも駆けつけ、兄弟としての一番のかなめだった。
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叔父と叔母は二人暮らし。
子ども達(私の従妹弟)は3人いたが、3人とも結婚し別所帯を持っている。
叔母の死は突然だった。
叔父が起きて叔母が起きてこないので、声をかけたら冷たくなっていたとのこと。
死亡診断書は夜中の0時となっていたらしい。まさに眠るように亡くなり、病名は「心不全」となっていたが、医師の言葉では「老衰」と言われたそうだ。
叔母は数年前にガンを患い、手術をして、経過も良好。
弱弱しくなってはいたが、亡くなる前日まで食事の用意をしていたとのこと。
「眠るように亡くなっていたのが幸い」と従妹弟たちは言う。
それでも、あまりの突然の出来事に、叔父は
「頭の中が真っ白。ふわふわしている感じ」と言っていた。
叔父は冷たくなった叔母を発見して、救急車を呼んだ。
「冷たくなっている」と言うと、救急車のあと、パトカーも来たとのこと。
家で死んだということで、救急車で病院に運ばれるのではなく、警察に運ばれた。
経過は全てを聞き取れなかったが、その日の夜にはご遺体が帰宅できたようだ。
以前、5番目の叔父が亡くなった時、やはり家で亡くなっていたが(心筋梗塞だった)ペースメーカーが入っていたため、心臓は動いていたので、救急車で病院に運ばれてそこで死亡診断書を書いてもらった。
でも、私が従弟の家の片づけに行くと、警察の方がきて、薬の数を調べたり、生命保険証を確認したりした。
家で亡くなるのは、実は大変だということを、今回の叔母の死でも感じた。
そのことについては、またいずれ記事にしたいと思う。
![](https://assets.st-note.com/img/1670892433729-vxk4RoxIhz.png?width=1200)
叔父と叔母の出会いは、高校生の時。
大恋愛の末、結婚。
とても仲の良いご夫婦で、一緒に「社交ダンス」をしたり、サークルを立ち上げたり、積極的に生きる二人だった。
「ずっと二人でいられると思っていたのに・・」と昨日叔父は言った。
「これからどうするの?」と聞くと
「出来る限り、一人でなんとか暮らしていきたい。」と・・。
子ども達3人のうち、二人は都内に住んでいるので(それでも車で45分、または1時間はかかるらしい)なんとか支えられながら、と思っているらしい。
母はサポートしている母の妹である叔母のこともあり、叔父のひとり暮らしについては心配している。
いつも元気な叔父が昨日は突然年を取った感じがした。
足元もよぼよぼで杖をついて歩き、頭も回っていない感じだった。
実は、今年脳梗塞もしていたらしい。入院は一日で帰れたので、連絡することはないと思い、連絡をしなかったと言っていた。
叔父には、父の死の際も含めて本当にお世話になっているし、私は、長女の従妹とは繋がっていて、ラインで時々やり取りをしているため、今回はどうしてもお見送りに行きたかった。
私の顔を見るなり、従妹は手を広げて抱きついてきて、大泣きをした。
それまで我慢していた涙が溢れた、そんな感じだった。
ただただ、背中を撫でて共に泣いた。
月曜日家族葬、の連絡は日曜日の朝だったし、予定も入っていけど、母を連れて出かけられて本当に良かった。
叔父も母が出席したことをとても喜んでいた。
母も叔父の話を寄り添って聞いていた。
出席する、それだけで支えになることもわかって良かった。
叔母は、深紅のバラが好きだったそうだ。
葬儀にはバラを使用することはあまりないらしいが、今回従妹が要望して、叔母の大好きなバラを祭壇に飾り、棺の中も薔薇でいっぱいにして見送った。
本当に繋がりのある人たちだけが参加する小さなお葬式。
温かい空気感が漂う時間だった。
今回も読んでくださり
ありがとうございました
<m(__)m>
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