2018/08/07 処し方の立ち上がり
7:41
7時くらいに目が覚める。ビッケがドアをカリカリしていた。
そこからもう眠りに戻ることができない。ここ一週間、8時間のまとまった睡眠は昨日やっと取れたか取れないかで、あとは大体5-6時間で、睡眠も浅い。必要であれば、明るかろうがお昼くらいまで眠っていられたのに。
食欲も結局また無くなってしまったままだ。
今日は一日仕事で、病院に面会には行けない。
「8月に入ったら休む」を合言葉に、数ヶ月間走り続けてきた。7月31日に大きな仕事が終わり一山越えていたものの、レポートの作成など後処理がまだ残っており、月末に控えた別案件のワークショップ準備も始まっている。
個人事業で、仕事はすべてプロジェクトベース。でも、どのプロジェクトにも、クライアントがいて、チームがいる。チームであると同時に友人である彼らは、ここ一週間、様々な形で私を支え、私の分まで仕事をしてくれている。心遣いに甘えながらも、迷惑はかけられない。
26:38
面会を終えた義父母が、電話で今日の様子を伝えてくれた。
執刀医W先生が今日もまた時間を作って下さったとのことで、先生のお話も合わせてのメモ(原文ママ):
昨日今日と、体温は36度9分でキープ
次のことを考えられるようになっている
急性腎不全。自力の機能回復に向けて、自分の呼吸で目が覚めることがまず必要
明日午前の血液検査の結果で値が悪くなければ、少しずつ人工呼吸を外していければ
鎮静剤も
手だけでなく足元にも湯たんぽがあった(ということは、まだ全身冷却は続いているのかもしれない)
大きな台風が来ている。
午前11時15分と午後5時半。どちらの面会時間に行くべきだろう。
先生に確認したいことはいろいろあるが、お話を聞けるのはこれまで午後のみだが、遅い時間は台風の不安がある。
今日のご両親の電話の様子を思い返していた。
先生に経過を細かくお聞きして、それを私につぶさに伝えてくれた。
私が安心するだろうと、私のやり方をしてくれたのだ。先生に一任し、細かくは聞かない。これまで、彼らはそうだった。
「急性腎不全」について調べる。
腎機能の完全回復はわずか15%。その数字に、なかなかの衝撃を受ける。
静かに受け止めるしかない。
死亡率は50%と高いが、急性腎不全の多くが単独ではなく他の臓器不全を伴う多臓器不全の一部として発症することが少なくないことが理由のよう。
急性腎不全単独の場合の死亡率は0-15%だ。(「急性腎不全」菱田 明 浜松医科大学第1内科 | 日腎会誌 2002: 94-101)
質問メモ
腎不全の治療はどのように?
尿量や色は?どのくらいまで赤褐色が進んでいたのか?今はどんな色?
自然経過による腎機能の回復の見立て
大動脈解離に対する治療は?
不整脈は続いている?
15万と言われていた値は何?CK?CKってなんの略?
血清K+, CK, AST, ALT, LDH,ミオグロビン血圧は?
むくみは?
ダントロレン(悪性高熱症への治療薬)の投与(静脈注射?)行った?