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私にとってデザインを学ぶことは、自分が個人としてどのように価値貢献していくかを考えることでもあった

デジタルハリウッドSTUDIO by LIGにて今年の8月から4ヶ月間のグラフィックデザイン講座を受講し始めて早いもので残り1か月となりました。

受講生の皆さんが各々制作に励んでいる校舎へ私も通い、
この恵まれた環境でデザインを制作する時間は私にとって至福の時で、
ますますデザインが好きになりました。

このように動画教材をサブモニターに映し、動画と同時進行で作業することができます。

映像教材にはデザインソフトを使いながら学ぶワーク動画のほか、
デザイン概論など講義形式で学べる動画があります。

デザイン書籍やYoutubeで見よう見まね、
「あれ、でもなんでなんだろう?」と、
いつも小さな疑問を残したまま自己流でデザインを制作してきた私にとって
制作したデザインを論理的に説明するための考え方や、
その説明のために使うボキャブラリー、
それらを体系立てて学べる機会が得られたことによって
私の視界も思考もクリアになってきた感覚があります。
四六時中デザインのことを考えるようになりました。

また、講評会やコンペ案件で、
自分の制作したデザインを他者に説明する機会に直面すると、
自分が思うように制作物の説明をできないことに気づきました。
そして改めてリサーチしたり自問自答したり。
コンペ案件はデザインが完成する前に、
先に応募文を作るようになりました。

・この書体を選ぶことで ...〇〇の効果を与えることができます。
・この配色を選ぶことで ...〇〇の効果を与えることができます。
・このレイアウトにすることで...〇〇の効果を与えることができます。

講義内資料:山田蕗子「デザイン概論」p47より一部引用

動画講義で得た知識を実際の場面で使っていくうちに
自分の制作途中での自己対話も論理的になってきたと感じます。
制作過程における自分への質問の質が随分健全?になってきました。

アプリケーションの扱い方やデザインの構成要素、
デザインの基本原則を習得することはもちろんですが、
デジLIGでデザインを学ぶ期間は、
自分が制作したデザインを言語化するプロセスでもあり、
制作したデザインが、人に社会にどのように働きかけるのか、
自分はどうしたら価値貢献できるのか、などなど
新しい疑問符が芽を出した
私にとっては新しいステージの始まりとなりました。

残り1か月の受講期間を大切にしたいなと思います。


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