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パートのレジ打ちがライターになった話し⑧
~前回のお話~
ようやくライター案件をぼちぼちと始めて3ヶ月、「地域情報」を書く仕事を見つける。固定の仕事を探していたので、ようやく本格的な「ライター」っぽい仕事のはじまりはじまり…!?
「毎日書く」というハードル
初めての固定のライター(っぽい)仕事。無事に受かり、業務の流れも把握した。
…うん、なるほど、なるほど…。
この仕事って、毎日書くんだね…!!!
どこか出かけた時とか、ご飯をたまたま食べに行った時に「お、じゃあついでにこのお店情報書くかぁ~」的な、お気軽なものを想像していた私。
仕事だもんね、そりゃ~そうよね…。
毎日 どこかのお店や イベントの 情報を伝える…。
え!? めっちゃ大変じゃない??
採用されて、初めてその「毎日」という壁の高さに気が付いた。
ライター経験も無く、ワードプレスも3ヶ月前にようやく触ったような私が採用されたんだ。「誰にだってできる仕事」は、「根気ある人にしかできない仕事」だった…。
初めて行ったお店はパン屋
何がなんだか分からない状態で、重い腰を上げて初めての「取材」へ向かった先は、パン屋さん。今だったら絶対行かない超絶混む時間のランチタイム。大忙しの最中、声をかけ撮影を許可してくれた。
あのときのパン屋さん…!!本当にすみませんでしたっっっ…!!!あと、あの時断られてたら、この仕事やめてたかもしれません笑。
地域情報を続けているのは、ファーストコンタクトでこんな私を受け入れてくれたからだと思います…!
有難うございます、相模大野のあのお店…!
ライターの先輩がいないから、どうやればいいか分からないから、大いに間違ったことも、いっぱいしたと思う。間違えまくって、今も決して正しくはないかもしれないけど、今年で地域情報を書くお仕事、3年目に突入した。
壁は「お金」
なんだかんだ悶々としつつも、地域情報ライターを続けているのには理由がある。理由も1つではなく、いくつかある。それが有益と思っているから、今はまだやめない。しかし、時々「不満」の噴火が音を立てて火を噴く。
その1番の不満はやっぱり「お金」。
こいつ…結局「金」かよと思った方は、どうぞこのまま読まずに閉じて下さい笑。
私に何も期待していない方は、どうぞ是非このまま読んでいってください、ぺこり。
仕事ってさ、やはり評価してもらえると頑張れるんですよ。逆に、評価も何も無いと、全然頑張れない。気持ちに身が入らない。
その評価って、仕事の場合「お金」のことだと思うんだけど。
ご存知な方も、そうでない方にもお伝えしておくと、地域情報のライターは基本(ていうか99%がきっとそう)取材費は全部自腹だ。
最初は、その「自腹」に大変苦しんだ。お金を稼ぐために始めたのに、何故だかお金が減っていく。毎日書かなきゃいけないのに、取材しなきゃいけないのに、そのためにはお金を使う必要がある。
(※ちなみに、店に入って何かを買ったり食べたりしてくださいとは会社からは全く言われていないです。地域情報のサイトにもよりますが、基本うちはそういった強制的なことは一切ナシ)
別に買わなくてもいいのだけど、やっぱりそれじゃお店のものを「美味しかったです」とも言えないし、記事としては薄っぺらくなってしまう。
なので、最初は本当に悩んだ。薄い記事は書きたくないけど、お金を使うと、取材費の方がもらうお金よりもかかっちゃうんだから。
あれ、この仕事を続ける意味って…??
ライターの仕事は経験していきたい。だけど、ちっとも稼げない。これじゃあ、ライター1本では働けない。レジのパートが、大事な収入源だ。
どうする? GOする!?
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