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なぜ外国人はトイレ清掃員の映画に感動するのか?  〜小津映画との類似点とは〜

映画『PERFECT DAYS』を観に。
ヴィム・ヴェンダース監督と役所広司の演技力。小津安二郎のような感じで、なだらかに映画は進みますが、主人公の抱えた闇や影、日常のちょっとした喜び。

オールディーズ音楽の歌詞と映像が合っているな、と感じました。
日本が舞台だけど、外国人目線の映画。
全ての人がそれぞれに抱えている「影」と光とのコントラスト。「光があれば影もあるんですよ、影から光は眩しく見えるけど、その逆で影の部分はよく見えない・・・」といったセリフが昔見た『闇の子供たち』という映画にあった気がします。
日常のちょっとした幸せの瞬間を大切に生きていきたいな、と思いました。

ふと、10代の頃は、クシシュトフ・キェシロフスキが監督が好きでした。「トリコロール」「デカローク」など。デカローグのセリフの中に「人生は宝物なの」というセリフが確かあり、素敵な言葉だな、と思ったのを今でも覚えています。

#パーフェクトデイズ
#parfectdsys
#小津安二郎

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