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Graying America 高齢化するアメリカ

こんばんは、miwakoです。
本棚を整理していたら、以前購読していたNHKの実践ビジネス英語が何冊か出てきました。その中の1冊を手に取ってぱらぱらめくると、気になる記事が。"Graying America"「高齢化するアメリカ」2016年9月号。

日本の高齢化社会はよく話題になりますが、2016年当時、100歳以上の人口は、アメリカのほうが日本より多いと書かれています。ただしアメリカの人口は日本の2倍以上のため、日本のほうが割合としてはかなり高いと言えます。

では今はどうなのかと思い調べてみると 2020年の段階で、
日本の100歳以上の人口は、80,154人。jinkou.pdf (mhlw.go.jp)より。
アメリカは、80,139人。The Older Population: 2020 (census.gov)より。
若干、日本のほうが多いですが、ほぼ同じくらいの人口のようです。医療の進歩により、寿命は着実に伸び、今後も多くの人にとって100歳まで(以上)生きる可能性がかなり高くなってきました。
高齢化社会は、何も日本に限ったことではないんだと思いました。

ビニエットの中に、 たいていのアメリカ人が心配しているのは"retirement crisis"「引退後の危機」であり、"People are very worried that they won't be able to save enough money to last their lifetime. "「一生涯暮らしていくだけのお金を蓄えられないのではないかと人々はとても心配している」とあります。*last「 続く、続ける」
そして、最近は "there isn't such a clear dividing line between work and retirement."「労働生活と引退生活との間に、それほど明確な境界線はありません。」*deviding line between 「~間の境界線」
"Financial realities mean they have to keep some money coming in to keep their heads above water."「金銭的な現実として、なんとかやりくりするために、いくばくかの収入を得なければならない。」
*keep one's head above water 「何とかやりくりする」
とも書かれていました。

さらに、There's the sad reality that our mental and physical abilities decline as we age. 「われわれの知力や身体能力も年齢とともに低下するという悲しい現実がある。」
mental and physical abilities「知力と身体能力」
"A variety of new devices lead independent lives at home longer and more cheaply." 「さまざまな新しい機器が(高齢者が)自宅でより長く安価に生活を送れるようにしてくれる」
*lead an independent life 「自立した生活を送る」とありました。

現在のアメリカの経済状況とは少し違っているところもあるかもしれませんが、高齢化社会は今後もずっと続いていくでしょう。50代半ばの私が100歳まで生きるとしたら、あと40年以上生きることになる。すでに知力や体力の衰えを感じることは多いですが(笑)、今後もますます感じるんだろうなあ。そういう中で、細々でも能力の低下を少しでも遅らせられるよう、若い世代の方々にあまり迷惑をかけないように自立した生活が送れるよう、
いろいろ学ばなくちゃいけないなって思いました。

単語まとめ
graying society「高齢化社会」
nest egg (to put by )「(まさかの時のための)蓄え、貯金」
age-friendly 「高齢者に優しい」
ease the burdens of aging「老化による負担を軽減する」






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