クレイジナーな者たちが、きっと世界を変えていく。
今日から3月ですね。
4月から始まる新生活に向けて、ワクワクしている人もいるのではないでしょうか?
一方、新しい環境に不安になっている人もいるかもしれません。新しい環境にどう馴染むのか、周りから浮かないか、そんな心配をしている人もきっと少なくはないでしょう。
今日はそんな方へぜひお伝えしたいメッセージを一つご紹介します。
アカデミー賞授賞式で話題になったCM
先月2月末に開かれたアカデミー賞。『ボヘミアン・ラプソディ』でQueenのフレディ役を演じたラミ・マレックが主演男優賞を受賞し、オスカー賞を受賞したレディ・ガガが圧巻のパフォーマンスを披露したりと、話題はいっぱいありますが、"あるCM"が大きな話題になったことをご存知でしょうか?
▼こちらが話題のCMです!
『Dream Crazier』というタイトルのCMは、女性アスリートたちが「クレイジーだよ」と笑われながらも、様々な障害を超えてきた歴史を描いており、グランドスラム23回優勝という偉業を成し遂げた“テニスの女王”セリーナ・ウィリアムズ選手がナレーションをしています。
ウィリアムズ選手も自身のTwitterでCMをシェアし、2月末時点で300万回以上再生されています。もしまだご覧になっていない方はぜひチェックしてみてください。
また、英語が苦手な方や、途中で登場した女性アスリートの詳細を知りたい方は、BuzzFeed Newsの記事を合わせてご覧ください。
So if they want to call you crazy? Fine. Show them what crazy can do.(もし誰かがあなたをクレイジーだと言ったら?・・・いいわ。クレイジーな者に何ができるか見せてやりましょう)
CMの最後のセリフで泣きそうになったのは、きっと私たちもクレイジーだと言われてきたからでしょう。
無理だと笑われた時ほど、前へ進め
私が今代表をしているNPO法人 e-Educationは途上国で映像授業を活用して教育支援をしている団体です。東進ハイスクールの途上国版、と言ったらイメージできますでしょうか?
今でこそパソコンやスマホを使って勉強することは当たり前になってきましたが、e-Educationを立ち上げた9年前はそんなことはありませんでした。
途上国で映像教育?日本でもまだ普及していないのに?絶対無理だよ(笑)
途上国で教育改革を起こすって...いつまで夢みてるの?(笑)
笑われました。一人じゃありません。たくさんの人に笑われ、無理だと言われながらe-Educationの挑戦は始まりました。
あれから9年。これまで3000本以上の映像授業を作り、2万人の中高生の勉強をサポートしてきましたが、無理だと言われて足を止めてしまったら、きっと「今」はありませんでした。
「無理だと言われたら、それはきっとチャンスだ!」
「失敗は当たり前。失敗を楽しんでいこう!」
これは私たちe-EducationのDNAとも言える考え方ですが、無理だと笑われた時ほど前に進んでいき続ける団体であり続けたいと思います。
▼私たちの挑戦はぜひこちらの動画をご覧ください
最後に
いかがでしたでしょうか?
NIKEの『Dream Crazier』というCMは、決して女性アスリートだけに向けられたメッセージではなく、私たちも忘れてしまいがちな大事な心構えではないでしょうか?
最後に、e-Educationの活動を創業期からずっと応援してくれている恩師・米倉誠一郎先生の言葉を引用して、記事を締めたいと思います。
Only crazy people can change the world(クレイジーな者たちだけが、世界を変えることができる)
私は、これからもクレイジーであり続けます。
良かったら、ぜひご一緒に。