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経営者の”信じるチカラ”は偉大

「私は社員を信じているから」

これはある経営者の言葉です。

社長が話される組織は
社員さんがどんどん事業を推進していくのはもちろん
リーダーに当たる方達はメンバーの「心」と「技術」
両面の教育をしっかり行なっています。

みんなが同じ方向を向いて仕事をしている。

まさに多くの経営者が望む組織の形です。

そのお話をお聴きした私は当然尋ねました。

「どうして社員さん達は
 そんなに主体的に働いてくれるのですか?」

すると社長は

「私は社員を信じているから」

と即答。続けて

「私はむさ苦しいくらいにビジョンを語っているだけ」

と笑っていました。

それを聴いた私は
鳥肌が立ったのと同時に
すごく嬉しかった。

|経営者が社員を信じること
|経営者がビジョンを語り続けること

このことが社員に与える影響の偉大さ
を改めて感じることができたから。

もちろん理想の組織を創造していくために
成すべきことがそれだけではないことは確か。

だけどこれがスタートであって
ずっと継続されるべきことなのではないでしょうか。

とは言え経営者も一人の人。

社員に裏切られた経験があれば
信じるのが怖いと思ってしまうかもしれない。

ビジョンを語っても社員に響かなかった...
という経験があれば

それを語るのもバカバカしくなってしまい
「とりあえずやるべきことだけやってくれれば...」

と考えてしまうかもしれない。

前向きに経営をしている経営者ばかりではなく
そのような経営者の方たちとも
たくさん話をしてきました。

だから知っています。
そんなに簡単ではないことを。

だけど経営者が社員に与える影響は
経営者が思っている以上に大きい。

だからこそ
その壁は何としても乗り越えて欲しい。
経営者に経営を楽しんで欲しい。
ビジョンを語ってワクワクして欲しい。
社員の活躍を喜んで欲しい。

私はずっとそんな思いで
小さな会社の経営者のサポートをしています。

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