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🍁芸術の秋〜ミュージアム巡り〜

暦の上ではもう冬…ですが。
この秋は割と美術館などに出かける機会がありました。
せっかくなのでここで書き留めておきます。

🎨国立新美術館
知人の作品を見に数年ぶりにふらりと。
改めて画材の違いで作品の仕上がりが全く違って面白いですね。
表現したいものの手段でしょうけれど。
油絵のゴツゴツした立体感/水彩の柔らかなタッチとグラデーション、どちらも良き。

上の階から

国立新美術館は何回訪れても建築美を思わせる現代的な外観・内観。
屋内の上層階にあるカフェも空中に浮いているようで印象的。
空中喫茶と言ったところ。
こちらはドラマや映画などの撮影にも使われていますよね。
青木琴美さんの少女漫画
「カノジョは嘘を愛しすぎてる」
音楽事務所の社長と歌姫の待ち合わせ場所としてモデルに使われていました。

ちなみに個人的には、リニューアルオープンした三菱一号館美術館もレトロでお気に入りです。

🎨マティス展
ポーラ銀座ビル15周年記念
「マティス ― 色彩を奏でる」

去年のマティスの大規模展覧会に行かなかったことを激しく後悔し…今回はと意気込んで。
(入場無料でした)
色の魔術師と言われる所以がわかる、部屋一面に飾られたビビットな作品たち。

“リュート”


音楽がテーマの作品も。
女性はどんな音楽を奏でていたのだろう。
長調かな?なんて想像を膨らませる。

でも今回は一部屋分の展示のみで、やはり物足りなかったのでした…
次こそは展覧会の会期中に行く。

🎨藤子・F・不二雄ミュージアム
プリマステラのパートナーの瀬戸さんと一緒に。
そもそも私はドラえもんに育てられたと言っても過言ではないくらいです。
切っても切れない藤子先生の作品とのご縁。
人生二度目のミュージアムですが、改めてどうしても行きたかったのでした。
なぜなら今回の会期テーマに強く惹かれたから。

『藤子・F・不二雄 生誕90周年記念原画展
「好き」から生まれた
藤子・F・不二雄のまんが世界』

ー 僕は、すべてにおいて「好き」であることを優先させてきました

藤子先生のお言葉です。
映画、ものづくり、鉄道・模型、歴史・遺跡、恐竜、カメラ…
ご自身のお好きなものを多分に取り入れた作品たちが持つ、深みと味わいを感じました。
“好き”は人の心の根っこにあたる大切な感情、原動力なのかもしれませんね。
自分ももっと“好き”を大切に生きていきたい。
そう思わせてくれた有意義な時間になりました。

それと、藤子先生はどこまでも読者目線を大切にされていたそう。
作り手にとって客観性は必要不可欠ですね。
作品がここまで長く、深く愛される理由がわかった気がします。

ちなみに上の階にある“きれいなジャイアン”には爆笑しました。
レバーを引くとちゃんと泉から出てきます…!
金の斧 銀の斧をモチーフにしたお話で登場します!)

泉から出現

なんて見目麗しいジャイアン。

芸術の秋
、堪能しました。

ではまた🍁

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