オビ小説 第四弾 2024.09.
今日はやけに時間が長い。
昼過ぎに彼女に逢い、ショッピングに付き合い、居酒屋で少し飲みながら夕飯を終わらせた。
最初の頃は食事もイタリアンやフレンチ、まわらない寿司などと張り切ったものだが、最近は居酒屋やラーメン屋、街中華などが主流となった。
我が家へなだれ込んだ俺たちは、シャワーを浴びて一戦を手短かに済ませ、
もう一度シャワーを浴びてベッドに潜り込んだ。
その頃にはすでに日付けが変わってしまっていたようだ。
「今日は疲れたな」
「そうね」
「ゆっくり寝ようぜ。明日