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1ヶ月の振り返り #18


0. はじめに

こんにちは。三輪防災商会・広報Yです。1ヶ月の振り返り#18です!

このnoteを通じて、

  • 消防設備士ってこんな仕事なんだ

  • 三輪防災商会に仕事を依頼したい

などと思っていただけたら嬉しいです。
毎月15日までに投稿いたしますので何卒よろしくお願いいたします。

1. 全体振り返り

11月頭にミーティングを実施しました。
「当たり前のところをしっかりやっていきましょう」という改めての全体周知です。

年末で道も混雑しており、移動時間も通常の1.5倍くらいかかります。
「改めて運転も気をつけましょう」とこちらも再確認!

この記事があがるころには年内も残すところあとわずか!
気をつけて過ごしていきましょう。

2. メンバーごとの振り返り

秋元俊人「経験を活かし、一歩先へ:P型1級受信機交換工事の挑戦」

P型1級受信機の交換工事がありました。
P型1級といえば、今年の3月に工事をしていたので経験はしていたものの、簡単な工事ではないので、しっかりシミュレーションして挑みました。(その時の記事はこちら

前回交換したメーカー(能美防災)と同じだと思っていたのですが…、なんと前回と違うメーカー(ニッタン)だということが当日発覚。シミュレーションしていた内容を一旦リセットして、気を取り直して工事に挑みました。

前回工事した時と、端子の名前等は同じなのでそこはやりやすい点でした。また、ニッタンの取扱説明書は親切なので工事はスムーズに終了。前回の経験が活きた工事になりました。

今回も三輪防災商会ではお馴染み、「見栄え」の部分にこだわりました。
大きいサイズの受信機から小さいサイズの受信機への交換だったため、元々設置していた部分にネジ穴や跡が残ってしまい、ただ新しい受信機を設置しただけだと見栄えが悪くなってしまいます。

急遽プレートを購入し、見栄えを綺麗にすることに。
元請けさんから支給されたものは受信機のみだったため、現場の状況に合わせて急遽ホームセンターまで買いに走りました。

能美防災、ニッタン、と経験させてもらったので、次はホーチキのP型1級を工事できたらさらに経験が積めるので挑戦したいです。


小島孝太「防音室工事の進化:光で知らせるフラッシュ付きスピーカーを設置」

前回の記事では「防音室への消防設備設置工事」を記事にしましたが、今月もまた防音室への増設スピーカー設置工事の依頼がありました。

今回特筆すべき点は、フラッシュ(ライト)付きスピーカーの設置です。防音室内では楽器の演奏や歌唱が想定されますが、ヘッドフォンを装着することもあると思います。そういったシチュエーションだと呼び出し音、そして有事の際の警報音が聞こえにくいため、今回はフラッシュ付きスピーカーを導入しました。通常の音に加えて、光でも呼び出しを知らせる優れものです。既製品ではありますが、私たちにとっても珍しい工事でした。

音と光で呼び出しや警報を知らせる機能は安全性の向上にも繋がるため、防音室に限らずこうした設備が定番化すれば、さらに安心できる環境が広がるかもしれません。


小島佑太「急な案件にも対応できるのが三輪防災商会」

ある日、いつもお世話になっている元請けさんからお電話が…。
「取り急ぎ横浜の現場に行ってほしい」と。
通常なら施工前に来るはずの発注書など何も無い状態。詳細を聞くと、解体現場にてインターホンの電源が切断されており、工事が進められない状態とのことでした。厳密に言うと、工事ができないわけではないのですが、関連業者の皆さんもそのインターホンを使用してマンションのエントランスを開錠するため、「インターホンが動かない=進めづらい」という状況です。
特に、大きな資材を搬入する業者さんはせっかく持って来てくれたのに入れないんじゃ最悪…!

そのため、まずは最低限の復旧をお願いしますとご依頼をいただきました。
現地に到着すると、文字通り「殺されている」状態。

使える線を見つけるだけでも一苦労でしたが、新しく配線することで無事に作動しました。

これは想像ですが、元々居た住人が故意に線を盗んだ可能性が考えられます。金属のケーブルは少なからずお金になりますからね…。しかもそれなりに知識のある人間じゃないとできない(やらない)ような切り方をされていたので驚きました。
このような緊急時にも頼っていただけるのは本当にありがたいことです。担当者からも「三輪さんのところだけが頼りだから」と言われ、信頼関係を実感しました。工事期間はまだ始まったばかりで、ここからいつもの三輪防災商会の役目がスタートです。


代表:三輪弘輝「海外モデルのインターホン増設工事:複雑な設定と試行錯誤の先に」

今回、少し特殊な工事に携わる機会がありました。
マンションの一室のインターホンを増設するという工事だったのですが、インターホンが見たこともない機種だったのです。

それもそのはず。このインターホンは日本のメーカーである「アイホン」の製品ではありましたが、日本国内では正式に扱われていない海外用のモデルだったのです。
部屋のインターホンは電源ランプすら付いておらず、生きているのか死んでいるのかすらわからない状態でした。

増設にあたり、集合玄関口のインターホンから設定する必要があったのですが、こちらが非常に複雑でした。

本件はさすがに一人での解決は時間を要してしまうので、メーカーさんにお電話させていただきました。
取扱説明書はあるそうなのですが英語版のみ。日本語のものは直訳したものがあったものの、やや不自然な日本語も多く難しい状況。さらに、この取扱説明書も厳密に言えば本製品のものではなく、後継機種のものでした。
そのためメーカーさんも、完全には把握していないとのことでお電話でやりとりをしながら、二人三脚で工事を進めることに。

入居者の出入り時や来客時にも使用する集合玄関口での設定のため、あまり時間をかけるわけにもいきません。

「このボタンを押すとどのような反応が出ますか?」
「説明書にはこのように記載があるので一度試してもらえますか?」
など文字通り手探りで確認しつつ、非常に丁寧に対応していただきました。

とくに苦労したのは、諸々の設定方法…これが「まるでゲームで裏技使う時のコマンド入力みたいだな」と思うくらい複雑なもので…
・⚪︎ボタンと⚪︎ボタンを同時押しして…
・⚪︎ボタンを押して1秒以内に離して…
などの操作があり、まさに試行錯誤の連続でした。

最終的には、工事は無事完了。対応してくださったメーカーさんと思わず電話口で喜び合いました。

長年消防設備士として働いていますが、新しい経験をいまだに味わえるのがこの仕事のおもしろいところだと思います。こういった難易度の高い工事に出会うことは稀ですが、だからこそ得られる経験値もまた貴重です。これからも、どんな現場でもしっかりと向き合い、最善の工事を提供していきたいと思います。

3. 月に一度のご褒美!

4月に参拝した「伊勢神宮」。
そして、11月の「白山比咩神社」から「箱根神社」への参拝を以て、「三合会局-2024-」も完了いたしました。

伊勢神宮(三重県)
白山比咩神社(石川県)
箱根神社(神奈川県)

11月の金沢~箱根は天候にも恵まれ、周辺の散策も楽しむことができました。
おかげさまで、順調にご依頼をいただけている三輪防災商会。
今後もメンバーの安全はもちろん、仕事が順調に進むようお祈りしてきました。


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