近鉄バッファローズ時代の帽子はかっこいいし 万葉集に登場する王子様の歌はエモいよねという話

近鉄時代の帽子はかっこよかった
岡本太郎先生デザインですもんね
ニューエラの復刻版 品切れだってよ
(夫と私の他愛もない会話)


宮崎は春の足音
球春、
野球やサッカーのキャンプシーズンです。

宮崎あるあるとして、
地元によって身近な球団がありますよね。


夫は日向(近鉄)
私は宮崎(巨人)
おばあちゃんちは西都(ヤクルト)
日南の子は広島
みたいな。

昨日、宮崎市内で
バッファローズのバスを見かけました。

おそらく
選手がのっているであろう
大型バスが街を走っていて

おそらく
取材や球団関係者であろう
スポーツのお話しが好きそうな
都会風のおじさんたちを
夜の街でみかける

そんな季節です。

ぽかぽかお出かけ日和の日も
できるだけ花粉に触れないように
相変わらず
ステイホームしております。

昨年の春より
映画やドラマ、
お笑いの動画などを一周して

現在。

七五調の音の響きに
なぜか最近たくさん触れたくなって

講談を聴いたり
俳句や和歌、
短歌や都都逸を
ネットで検索して
読んだりしております。

なんででしょうねー。

様式に包まれてはいるけども
むき出しの言葉に
触れたいのでしょうかー。

そんな中、
やっぱり恋愛ものは万葉集だなあと
思ったのが
こちらの歌

舎人皇子(とねりのみこ)

丈夫(ますらを)や
 片恋ひせむと嘆けども
  醜(しこ)の丈夫(ますらを)
         なほ恋ひにけり

「いっぱしの男子は
片思いなんかに惑わない !」
みたいにしてるし、
じゃなきゃいけないんだけど

実際のとこ
かっこ悪く もがいちゃうよね 
好きになっちゃうと

(わたしの意訳です)
 
やんごとない身分の王子が
それ 素直に言っちゃうんだー。

言われた女子としても、
そんな姿を傍で観ている 脇役女子としても
かなり かなーり 刺さる
心情の吐露だと思います。

舎人皇子はその後、
政治の世界でゴリゴリに活躍して、
権勢をふるうようになるのですが

こういった歌が残っていると、
若かりし時の可愛げや
生身の人間らしさに触れることができて
ニンマリしてしまうのです。


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