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次はあの子たちを頼みますⅡ

1988年春に広島県広島城北高校映画研究所OBとイラスト研究会OBの作った映画です。8ミリフィルム製の15分くらいの作品。
ロケ地が早朝の広島市民球場前や原爆ドーム前、広島気象台等でゲリラロケを行って撮影されています。
ストーリーは前作とほぼ同じですが、明白な主人公として当時小学生の10歳の女の子が(監督の妹だそうだ)娘娘(ニャンニャン)役を演じています。
セリフは無く全て黒板に字幕を書く形式です。ガンアクションは相変わらずですが、広島のモデルガン同人誌「御多福会」(乃美康治さんとか池田恵さんとか後にプロの漫画家になった人が参加していたサークルで観音のプレハブで活動していたらしい)の改造記事を参考にした当時の高価な発火式で排莢するモデルガンが多数登場します。
ベトナムの民族衣装のアオザイ風パジャマを着た小学生の少女が、中田商店で購入した人民服を着た20歳前後のおっさんを次々と射殺するだけの映像はどっかで見たような映像だけど魅せるものがあります。
ラストシーンは少女を救いに来たおっさん(何の伏線も無くいきなり出てくる)の車(ギャランΛ)に連れ込んで、そのまま逃亡して終わりですが、ハッピーエンドだったのか謎のおっさんに主人公が拉致誘拐されたのか不明なまま物語は終わります。
下に主人公の娘娘の本編ビデオ映像をキャプチャーして生成AIでアニメ調に変換したものを貼っておきます。

主人公の娘娘役の少女 撮影時10歳

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