恐怖のシンナーマン

1980年代前半の頃だと思います。江波山の遊具のある公園から自宅に戻るのに近道として江波山の中にある元の火葬場前を通っていたら数名の男女が集まってシンナーを吸引しているのを目撃しました。そのときは見て見ぬふりをしてそのまま通り過ぎたのですが、数日後、今度は皿山でシンナー中毒の男が警官に追い回されているのに遭遇しました。5ｍの断崖を飛び降り血だらけになり片足を引きずりながらも右手でシンナーの入ったビニール袋を持ったまま、なおも逃走を続けようとする男がこちらに近寄ってきて怖くて動けなくなりました。そのとき大声を出しながら警察官がシンナー男にタックルし二人の警官がシンナー男を取り押さえました。男はなんか色々わめいていましたが、意味不明でただただ恐怖の瞬間でした。