天下堂々
「天下堂々」は1973年にNHKで放送された時代劇です。
小学校に行く前の放送なので内容は飛び飛びでしか憶えていないのですが、箇条書きにしてみます。
オープニングですが、黒鉄ヒロシの描いたイラストでした。歌舞伎の見えみたいなイラストが続いた後に、間奏部分で長袴の御奉行様が登場し、袴が延々と写された後、足が袴の先から出ているギャグくらいしか憶えていません。天下堂々の歌というと後半の実写バージョンばかり紹介されて前半のギャグっぽいこっちはほとんど紹介されないのが悲しい。
石橋正次演じる町民が「大塩平八郎の乱」について瓦版でおおもうけしようと「世間の噂話」と競争しながら大坂から江戸に乱を伝えようと走りますが、瓦版屋についたときに、噂のスピードに敗れたことを知ることとなりました。
鳥居耀蔵を岸田森が演じていましたが娘に裏切られ座敷牢の娘に槍を突きつけていました。10年後くらいに「太陽戦隊サンバルカン」を見たときに嵐山長官と娘の美佐を見たときに、頭の中にこのシーンがフラッシュバックしました。
彼が間宮林蔵の調べた外様藩の密貿易資料をもとに薩摩藩取り潰しを水野忠邦に進言するも、あみだくじの結果、他の密貿易をしていた藩が取り潰しとなったことを憶えています。モデルになった事件は「唐物抜荷事件」だったかと記憶しています。
天下御免で田沼意次役だった仲谷昇が水野忠邦役を演じていました。
天保水滸伝ネタや天保六花撰ネタもやってたような気がしますというかメインキャストは天保六花撰だったような記憶があります。
天下御免の主役平賀源内が帰国したネタがあったような気がします。
ナポレオン亡命ネタがあったような気がします。
記憶喪失になったスッポンの市兵衛(亀井市兵衛)に幕府によって捕まった高野長英が何処に収監されているかを話させるために既に幕府が滅んでその立役者が高野長英を救った彼であるかのように芝居をして騙す話があって、山口百恵の「ひと夏の経験」の歌詞をもじって「あなたはこの世で一番大切な人よ市兵衛さん~」と市兵衛を絶賛する歌が江戸ではやっているように工作する話がありました。
この程度のことしか憶えていません。鳥居耀蔵を岸田森というだけでもう一度見たいのですが無理でしょうね。
2024年11月26日。来週からYouTubeの東映特撮チャンネルで「太陽戦隊サンバルカン」、今日からBSーTBSで水戸黄門第13部が放送が始まるタイミングで岸田森ファンの自分としてはこの作品を紹介したかった。