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殺人ブルドーザー ショベルカーの逆襲

1974年の米テレビ映画「殺人ブルドーザー」と「ウルトラマン」にヒントを得た作品。監督のSさんが広島に進出したトイザらスでショベルカーとブルドーザーのラジコンを1995年に子供用に購入したことで思いついたそうです。
物語の冒頭、紅い光と蒼い光が争いながら地球に飛来する。そして蒼い光はブルドーザーに乗り移り暴れ始めるが、紅い光がショベルカーに乗り移ってブルドーザーを打ち倒す。特撮は、冒頭の宇宙空間での紅い光と蒼い光のバトルシーンを赤と青に光るボールを吊って表現しています。ブルドーザーとショベルカーの戦いはラジコンを使って周囲に作業ハウス等のミニチュア設置した工事現場で繰り広げられます。ブルドーザーが人を追い回すシーンは遠近法を使った一発合成。ブルドーザーがベムラー、ショベルカーがウルトラマンの役回り。
最後、蒼い光が消滅し紅い光が宇宙に去って現場作業員が「なんだありゃ」と言って物語は唐突に終わります。
1996年の正月の仲間内の飲み会で上映されたのを視聴。「ぴあフィルムフェスティバル」に出すとか言ってたけど奥さんの反対で断念。出身高校の文化祭ではOB特権で無理矢理上映したみたいだけど。男の趣味は結婚して子供が産まれると基本的に厳しくなるのかな?
子供の頃に「最後の海底巨獣」や「殺人ブルドーザー」を見て「ショベルカーは最強なんだ!」と心の叫びをあげたSさんの思いを遂げる一作。

ショベルカー対ブルドーザー 因縁の戦い
女性現場監督

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