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うんちおもらしの処理から働き方を考える

こんにちは。
9歳・6歳・2歳男の子3人を育てているsatomiです。

我が家には、小学校生の子どもが二人います。
長男は小学校3年生、次男は小学校1年生。
長男が小学校1年生の時は、ちょうど三男の育休と重なり、学校が終わって帰ってくる長男に、「おかえり」と声をかけ迎えてあげられる生活を送っていました。
今振り返っても、ベストタイミングの育休期間でした。

ちょうど、長男が小学校2年生に上がるタイミングで私も復職。
そのため次男は小学校入学と同時に、学校が終わると学童に行くという生活を送っています。
先日PTA行事があり、私も仕事が休みだったため、次男は学童に行かず初めて友達と下校してくるという日がありました。
学童に行かず帰ってこれる!友達と放課後遊べる!
次男にとっては新鮮な事だらけだったようで、前日から嬉しい、楽しみということが表情から伝わってきました。

そして、当日。
次男が帰ってくる時間に家で待っていたのですが、帰ってきてすぐ次男から出た言葉は、「ただいま!うんちもらしちゃった!」でした。
まじか~!と内心思いました。さらには、自分のうんちにも関わらず、次男はうんちの処理は、自分ではしたくないとの一点張り。
仕方なく、お風呂場に連れて行き、うんちまみれの半ズボンとパンツを脱がせ、うんちまみれの足を洗ってあげたのでした。

我が家は学区内でも比較的遠く2kmの距離を30分弱歩く場所にあります。
朝は歩いて登校しているものの、帰りは毎日学童に車で迎えに行っていたため、トイレを済ませて帰るという頭が次男には無かったのだと思います。

うげげ~と思いながらうんちの処理をしながら思ったことは、私本当はこうやって子ども達が困った時に、その場で手を貸してあげたいんだようなぁということ。
うんちという大敵を前に、何ともこんな自分の心の中に眠っていた気持ちに気づくとは…。
子どもが帰ってくるタイミングで家にいて、出迎えてあげられたら、どんなに良いだろうかという心の気持ちに向き合うことにもなりました。

次男は、小学校に上がり、なかなかこちらの思うようには動いてくれず、手を焼くことは随分増えました。
お世話が中心だった未就学児の時期から、より多くのケア(学業や友人関係、時間管理等)が必要だと思い知らされた、まさに小1の壁に4月から幾度となくぶつかってきました。
未就学児の目が離せない、抱っこのオンパレードといった体力勝負の育児の時期ももちろん大変です、でも精神的ケアが必要な学童期の育児は、子育ての悩みの質も変わり、身体より精神的にドッとくるものがありました。

長男だって小1の時はもちろんあり、経験していたつもりでしたが、個体差って本当に大きい!長男の時とは全く違う!
今回次男が小1になったことでの大きな収穫です。
まさに、子育てとは大変さと面白さの表裏一体ですね。

ただ、それは親側の都合であり、次男にとっては、学校という集団の場で精一杯頑張っているのだと思います。
算数や国語のノートをチラッと見ても、一生懸命書いた字が並んでいます。
だからこそ、疲れもあり、家で感情を爆発させながらバランスを取っているところもあるのかもしれません。

縛りなどに捕らわれず、私自身が本当はどうしたいのだろうと考えると…
それは、学校から帰ってきたら、話を聞いてあげたり、向き合ってあげる時間をもっと捻出したいという思いを抱えているのですよね。この気持ちは、ここ何年もずっとです。

私は大学を卒業してから、3回の産休・育休を取得した以外は全てフルタイムで同じ会社で勤務をしています。
どこかで、フルタイムで働きながら子育てをしているというプライドがあったのかなぁと振り返ると思います。
仕事もバリバリしながら、子どもを育てる母親はかっこいいと思いがあり、そこを目指したかったのかなぁ。
それだけではなく、正社員という立場から離脱したら、もうここには戻ってこれないのではないだろうかという恐怖心を抱えていたことも大きかったのかもしれない。

だけど、今回のおもらし事件で、現状は果たして良いのだろうかと立ち止まらせてもらったように思います。
大事にしたい物は何なのか、守りたい物は何なのか。

我が家の長男と三男は7歳の差があり、まだまだ育児は続くのです。
そして、自分のキャリアを考えると、私は身体が動くうちは、60代70代になっても働き続けたい。
そのためにも、自分の働き方を見直すサインを受け取ったのかもしれません。
毎日忙しくしていると、目の前のことに追われ、緊急ではないけれど大事にしたいことをどうしても放置してしまってきたのです。

とは言っても、我が家にはこれから、さらにお金がかかる子ども達が3人。
すぐに会社を辞めて、あとは子ども達との時間だけを過ごすという訳には行かない。
やっぱり、揺るがない思いとして私は、自分でお金を生み出せるようにしていきたいのです。
得意を仕事にできないだろうか。

本気で考えていこうと改めて思いました。
実は、子どもを出産してから今ままでも、今後も今の仕事を継続していくかについては、散々考えてきたことなのです。
でも、その度に現状維持バイアスがかかり、変化が怖い保守的な私は、その舵をきることはできなかったのです。
でも、このままでは、確実に子どもは成長し、私も歳をとっていく。
出来なかったなぁでは、やっぱり終わらせたくないのです。

私は、voicy(ラジオ)のヘビーユーザーで様々なパーソナリティーの方が発信されている暮らし方やキャリアの考え方に長年触れてきました。
私が長い間1つの組織にいると、楽であったものの考え方も凝り固まってしまっていましたが、実際に起業されたりフリーランスで働いてらっしゃる方のお話を聞くと、もっと自由に生きていいのだなぁと背中を押されます。

なにおれさんは、会社員を卒業し、「お金と暮らし」の研究をされて、豊かな暮らしについての考えを発信されています。
生きづらさを抱えている人達がどうやったら、暮らしやすくなるかを常に考えていらっしゃり、私が大切にしていきたいものは何かをいつも問わせてくれる番組です。

尾石晴さんは、私と同じ年で2人と男児のママでもいらっしゃいます。とても有名なパーソナリティなので、知っている方も多くいらっしゃるかと思いますが、日ごろからキャリア、子育て、お金等沢山の書籍を読まれ、思考の深堀を発信されています。
子育てをしながら、自分のキャリアを切り拓いていく姿、とてもかっこいいですが、その裏には人一倍の努力もあることを知ることができます。

私も、行動できる一歩を踏み出していきたいと強く思わせてくれた、おもらし事件でした。

最後までお読みいただきありがとうございました。

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