
たった半日だけ
森を歩いていると、
地面に、いくつもの白い花が落ちていました。
見上げると、
夏椿( なつつばき )が、白い花を咲かせているのが見えました。
夏椿は、樹肌はなめらかで、まるで迷彩模様のように見えます。
北陸地方では「 さるすべり 」と呼ばれている地方もあります。
次の日、京都市にある禅寺、大徳寺( だいとくじ )へ参観しました。
松が整然と生えている広大な境内を歩きました。
10分くらい歩いて、
大仙院( だいせんいん )という塔頭( たっちゅう・大寺の山内にある末寺のこと )に着きました。
山門をくぐって、
玄関の前へ進むと、
正面に、沙羅( しゃら )と書かれた木が生えていました。
仏教では、お釈迦さんが入滅された時に、彼の傍( かたわら )に生えていた木とされていて、神聖な木とされています。
ただ、その沙羅は亜熱帯の木なので、日本では屋外で育つことが難しいために、仏教が日本に渡来してからは、ある木が「 沙羅 」とされました。
それが、
ここから先は
651字
/
3画像

キャラ立ちした木々、無数の森林や名所・・・、
森目線になると、日本はほんとうに、すばらしいことになっています。
全体マップはコチラです。↓
https://www.niwatomori.com/forest_forest_map/
forest forest
¥360 / 月
初月無料
今までのアーカイブはコチラ→ https://www.niwatomori.com/forest_forest_map/ 森の案内人・三浦…
この記事が気に入ったらチップで応援してみませんか?