
山を登る
京都市にある、日本全国の稲荷社の総本宮、伏見稲荷大社に参拝しました。
僕の家から電車1本で行けて、年に数回は案内をするので、個人的にとても馴染み深い神社です。
元々有名な神社ですが、近年、この伏見稲荷大社に大きな変化が起こっています。
それは、
外国人旅行客が、すごくたくさん訪れていることです。
トリップアドバイザーの「 行ってよかった日本の観光地 」に、2014年から6年連続で選ばれ、おそらく日本国内で最も多くの外国人を見ることができる場所だと思います。
そんな日本で最もインターナショナルな場所が、平安京ができる以前に創建された神社だなんて、考えてみると不思議なことです。
伏見稲荷大社は、かつて山背( やましろ )と呼ばれた辺境の地を開拓し、この地を田畑が広がる大地にした秦( はた )氏が、一族の氏神として西暦711年に創建した、京都でも屈指の古い歴史を持つ神社です。
でも、じつはそれ以前の太古から、山そのものが御神体とされてきた聖地でもあります。
お正月になると、
参道を埋めるくらいの群衆が初詣に訪れます。
本殿は、参道の入口から歩いて3分くらいの所にあります。
伏見稲荷大社の御神徳( ごしんとく・神様が人間に加える力 )は、
古くは、雨乞いや止雨、五穀豊穣、国の安穏、
平安時代には良縁、
安土桃山時代には病気平癒、
江戸時代には商売繁盛、五穀豊穣、産業興隆、家内安全、交通安全、芸能上達、
そんな時代を経て、現在でのご利益は「 現世の招福の万般 」という、幅広いご利益のある神様とされています。
本殿の奥へも、人の流れはつづいていて、
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