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大名屋敷の最奥




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山口県、防府市( ほうふし )、旧毛利家本邸( きゅうもうりけほんてい )の入口の松並木です。


戦国時代に中国地方で大勢力を誇った毛利 元就( もうり もとなり )から代々続いた毛利家は、

江戸時代は萩藩( はぎはん )の藩主として、

明治維新後の1892年( 明治25年 )に、日本海側の萩から、瀬戸内海沿いの防府の地へ住まいを移すことを決められました。



入り口には、ひたすら長い松並木がつづいていました。



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松並木の入口から歩いて10分くらいで、ようやく邸宅の玄関に着きました。

今から100年以上前の、1916年(大正5年)に竣工した建造物です。






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邸宅の中は、




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純和風の、圧巻の大豪邸でした。






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大正天皇、昭和天皇が宿泊された部屋もありました。





そんな邸宅の奥には、




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洗濯場がありました。


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この旧毛利家本邸は、生活面で使用する部分が当時のままに残っているという、全国的にも稀有な大名屋敷になっていて、

発電設備、浄水設備、給湯設備、水洗トイレ井戸水を利用した冷蔵庫など、当時では最先端の設備が備わっていました。





さらに奥へ行くと、





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