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巨岩の川




奈良県の北東部・山添村( やまぞえむら )に、「 すごい所 」があると以前から聞いていたので、行ってきました。









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標高618m、神野山( こうのやま )の中腹にある、鍋倉渓( なべくらけい )です。


たしかに、うわさ通りの、圧倒的な景観でした。


古代人が築いた構造物ではないか?

とも云われてきたようですが、なぜ、どうして、どのように、これだけの巨石群が築かれたのかは、よく分かっていないようです。


地質学的には、まわりの山々は「 花崗岩( かこうがん )」という柔らかい岩盤でできている一方で、この鍋倉渓を構成している巨岩は「 角閃班れい岩( かくせんはんれいがん )」という硬い岩のために、その巨岩群だけが風化されずに残って、地形の変化に合わせて窪んだ谷に集まった。とも云われています。





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巨石群は、川のようになって、山の上までつづいていました。


これだけの規模は、やっぱり自然に生まれたものだろうな。と思いながら、山の上まで登ると、




中には、




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明らかに、人によって据えられている巨岩もありました。


大自然が長時間をかけて生んだ場所で、

そこに畏怖の念を感じた古代人が、ここを神聖な場所と定めて、

このような景観が生まれたのかな?と感じました。







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40分くらい、川状になった巨岩群に沿って、山の上へ登ると、




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