見出し画像

金王桜




( 前回のつづき )




境内に入ると、





画像1


色鮮やかな社殿が建っていました。


この社殿は、今から400年以上前の慶長十七年( 1612年 )に建てられたものです。




画像2


子授けや子育てにご利益があるというこの神社に、春日局(かすがのつぼね)と青山 忠俊(あおやま ただとし)さんが、竹千代(春日局が彼の産みの親で、青山忠俊が彼の教育係でした)の健勝を願って日参したところ、彼はみごと、江戸幕府3代目の将軍・徳川 家光になりました。

そのことから2人は、この社殿を寄進したと伝えられています。

幾多の戦火や災害にも関わらず、400年の歳月が経っても、社殿はみごとに残っていました。




社殿の右側を見ると、




画像3


大きな桜が、1本生えていました。

この桜は金王桜( こんのうざくら )という種類の桜で、老木で生えているのはおそらくここだけという、非常に珍しい桜です。

江戸時代から知られていて、江戸三名桜の一つとされていました。



桜に近づいて、



画像4




枝先を見ると、




画像5


花が一輪、咲いていました。





それから4日後に、また会いに行きました。




画像6




画像7




画像8


地面には、陽光桜の花弁が、たくさん落ちていました。




画像9







画像31


本殿の前へ行ってみると、




画像10


ここから先は

250字 / 19画像
キャラ立ちした木々、無数の森林や名所・・・、 森目線になると、日本はほんとうに、すばらしいことになっています。 全体マップはコチラです。↓ https://www.niwatomori.com/forest_forest_map/

forest forest

¥360 / 月 初月無料

今までのアーカイブはコチラ→ https://www.niwatomori.com/forest_forest_map/ 森の案内人・三浦…

この記事が気に入ったらチップで応援してみませんか?