
金王桜
( 前回のつづき )
境内に入ると、
色鮮やかな社殿が建っていました。
この社殿は、今から400年以上前の慶長十七年( 1612年 )に建てられたものです。
子授けや子育てにご利益があるというこの神社に、春日局(かすがのつぼね)と青山 忠俊(あおやま ただとし)さんが、竹千代(春日局が彼の産みの親で、青山忠俊が彼の教育係でした)の健勝を願って日参したところ、彼はみごと、江戸幕府3代目の将軍・徳川 家光になりました。
そのことから2人は、この社殿を寄進したと伝えられています。
幾多の戦火や災害にも関わらず、400年の歳月が経っても、社殿はみごとに残っていました。
社殿の右側を見ると、
大きな桜が、1本生えていました。
この桜は金王桜( こんのうざくら )という種類の桜で、老木で生えているのはおそらくここだけという、非常に珍しい桜です。
江戸時代から知られていて、江戸三名桜の一つとされていました。
桜に近づいて、
枝先を見ると、
花が一輪、咲いていました。
それから4日後に、また会いに行きました。
地面には、陽光桜の花弁が、たくさん落ちていました。
本殿の前へ行ってみると、
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