
最古級と自然災害

岐阜県、七宗町( しちそうちょう )にある、日本最古の石博物館へ行きました。
名前に惹かれて、中へ入ると、

見応えのある展示空間が広がっていました。


名前の通り、さまざまな石があって、


世界最古といわれる、グリーンランドのイスア地方にある約38億年前の岩石がありました。

イチョウの化石もありました。
イチョウは世界中で絶滅をしてしまい、中国の奥地でかろうじて自生をしていた個体が、平安時代( 最近は室町時代という説もあり )に日本へ渡りました。
現在の日本全国でたくさん植えられていますが、自然植生的には極めて珍しい木です。
新生代・古第三紀( 2303万年前 〜 258万年前)には、アメリカにも生えていたのですね。

「 ストロマトライト 」という石灰岩もありました。
シアノバクテリアという単細胞のラン藻類( そうるい )がつくった岩石で、
地球上に大量の酸素を作ったシアノバクテリアの痕跡として、地球環境に大きな影響をもたらした生命の痕跡です。

今も、オーストラリア西部の浅瀬に生息をしています。

最古の多細胞生物といわれる「 グリパニア・スピラリス 」の化石もありました。

約2cmの、渦巻き状の生命体です。


そして、この博物館の名前の由来になっている、まさに主石( しゅせき )がありました。

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