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ニッポニア・ニッポン




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新潟県、佐渡島( さどがしま )にある、トキの森公園です。


ここには、何羽もの朱鷺( とき )がいると聞いたので、行ってみました。





朱鷺がいるゲージの前から、公園はトキづいていました。



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公園の奥ヘ行くと、資料館があって、




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ほのかにピンクがかった朱鷺( とき )の羽や、





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1967年から2003年まで生きた最後の日本産の朱鷺、キンの剥製がありました。




江戸時代の末期まで、朱鷺( とき )は、北は函館から南は沖縄まで、ごく普通に見かけられた野鳥でした。


ところが明治時代に入ってから、状況が一変します。


○ 朱鷺( とき )をはじめとした野鳥や獣たちは一般庶民でも狩猟をすることができるようになって、朱鷺の美しい羽毛は装飾品として使われ、その肉は冷え性に効くとされたので乱獲された。

○ 戦時中の食糧増産や燃料確保のために、朱鷺が営巣する木がたくさん伐られた。

○ 昭和30年( 1955年 )頃から、水田では化学肥料や農薬が使われるようになったことで、朱鷺のエサだったドジョウやカエル、カエルやヤゴなどをはじめとした水中動物が激減した。

○ 1960年頃から、米余りによる生産調整が始まって多くの水田が放棄され、朱鷺の餌場が減った。


この4つが主な原因で、朱鷺は絶滅へと追いやられてしまいました。







そして、資料館の奥にあるゲージに、





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