
10周年と、雨の森
( お詫び )
今週の水曜日から土曜日の夜まで自分のPCが故障してしまい、インターネットが繋がらなくなっていました。
そのために、今まで週に3回投稿をさせてもらっていた記事が、今週は1度も投稿することができていません。
今回は週をまたいだ形になってしまいますが、土曜日、日曜日、月曜日に、1回ずつ記事を出させてもらいます。
申し訳ございません。
僕は7月2日が誕生日で、43才になりました。
自分のことを森の案内人と名乗って活動を始めたのは2010年7月2日なので、今年で10年目を迎えたことになります。
10年前に始めたといっても、名刺を作って、会う人に配り始めただけで、最初の2年くらいは人生で最も暇を持て余した時間でした。
「 本業は何ですか? 」とたくさん聞かれて、
「 お前は誰やねん?」みたいな顔でよく見られて、
末期癌( まっきがん )になった母親の容態が気になって、
最初に確定申告へ行った年は利益が77万円で、税務署からの帰り道、そこはかとない将来への不安を覚えて、
苦労話っぽいエピソードをあげるときりがありませんが、森の案内人を本業としてつづけられているのは、
「 ありがたいことに、出会った人々に恵まれた 」
「 日本の森林がすごい 」
「 森が好きなので、収入が少なくても仕事への意欲を維持することができた 」
「 住んでいる京都にたくさんの観光客が来た 」
「 まれに、とてつもなく美しい風景に出くわした 」
主にこの5つかなと思っています。
そんな森の案内人10周年の前日に、東京の郊外の森へ行ってきました。
(株)森と未来の代表の小野なぎささんと、(財)森づくりフォーラム事務局長の宮本さんと石井さんに、彼らがフィールドにされている森へ連れて行ってもらいました。
小野さん・宮本さんとは先月行われたトークイベントにご一緒させてもらって話が盛り上がり、今回の森歩きの流れになりました。
2日間にお二人が連れて行ってくれた雨の森は、すごく綺麗でした。
写真は、すべて小野さんからご提供いただきました。m(_ _)m
よく考えてみると、僕は今まで森を生業にしている人と、2、3人を除いて親しく交際をしたことがありませんでした。
人と会うよりも一人で森に行き過ぎているのかもしれません。これは今後の自分の課題のようにも思っています。
小野さんと宮本さんと石井さんとの2日間は、ほんとうに楽しくて、あっという間に過ぎました。
森に人生を捧げている者同士、 芯の部分を共有できているような、そんな心地よい実感がありました。
こう書くとなんだか暑苦しいですが、終始、笑いの絶えない、ゆるい雰囲気でした。
これから、とりあえずは今年の年末まで、月1くらいでお会いしたりお話をしたりして、いろんなことを企(たくら)めればと思っています。
すばらしい出会いをすることができて、森の案内をつづけてきて良かったと、しみじみと思いました。
充実感いっぱいで、2日目はお酒を飲まなかったのにほろ酔い気分になって、
八王子のホテルに着いてパソコンを開くと、なぜかPCが故障していて、
やっぱり人生山あり谷ありだ・・と思いました。
手段を色々と講じながら、これからもみなさんと「 森 」をご一緒させてもらえたらと思っています。
どうぞよろしくお願いいたします。
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今までのアーカイブはコチラ→ https://www.niwatomori.com/forest_forest_map/ 森の案内人・三浦…
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