絵でつづる・独り言 7 三浦滉平
毎日、日記のように描き続けております。
ご訪問ありがとうございます。
ヤマブドウ Mountain Grapes :
晩秋の里山を散策していると地面にヤマブドウの房が落ちているのをみかけます。上を眺めると高い梢の方につるにからまったヤマブドウがたくさんなっている。あけびとおなじくすごく採りにくいところあります。落ちたヤマブドウは自然乾燥して干しぶどう状態になっているこれが食べてみると甘くて美味しいのです。山遊びをする子供達にとって、ヤマイチゴ、アケビ、ヤマブドウなどは貴重な山のめぐみの「おやつ」でした。
私は小学生のころ、授業が終わるとすぐ近所の仲間をさそって近くの里山に探検に行くのが大好きでした。みんな片手にそれぞれ愛用の棒を持ちポケットには肥後守とエンボスで入った折りたたみのナイフをもって出かけたものでした。西洋映画のスタンドバイミーのごとく・・・・いまから思うとなつかしい良き時代でした。今も植物や果実の絵を描く時よくこのころの日々を無意識に回想しながら絵を描いていることがあります。イニシャルはGです。
レモン LEMON :
レモンは白くて可憐な花がさくのをご存知ですか。花はとても良い香りがします。花がおわりましたら、卵型のライムのような緑色の果実ができ、熟すと明るい黄色に変わっていき、いわゆるレモンイエローになっていくのです
私は緑から黄色になりつつある時期のレモンがすきです。わりと育てやすく
鉢植えでも栽培することができ、マンションのベランダでコンパクトに育てている人もいます。庭で育てると一本の木から100個以上の果実の収穫ができる。私は元来野菜サラダに多くのやさいを入れたものを好むのですが、最近チョット手をぬきレタスだけのサラダをよく作ります。その時は必ずレモンをまっ2つにきって手でしぼり、薄口醤油を少々いれてかき混ぜこれでOK
本当に簡単にできますので助かっております。そういえば昨日、友人のY宅
からとれたてのレモンを送っていただきました。丸みをおびた絵のような美しいレモンですた。ありがとう。イニシャルはレモンのLにします。
ラ・フランス La France :
色や形が不揃いで決して見栄えが良いとはいえない。でも私はたくさんの中から形の整ったモノを選ぶために品揃いした大手デパートの地下売り場に買いにいきます。味は驚くほど上品でとろけるような美味しさです。ラ・フランスの名前の由来は1864年にフランス人のクロード・ブランシュ氏が発見し
その美味しさに感銘し「我が国を代表するにふさわしい果実」と賛美しラ・
フランスの名前がついたという。日本では古くからナシの産地として有名な
山形県で1975年から栽培をはじめたとされています。
私は西洋ナシの形が大好きでたくさんの中から好みの形を探すことも楽しみのひとつで、あと、ちょっとダークな薄緑の色彩にも魅せられております。
今日のカリグラフィーはPにします。
アスパラガス Asparagus :
アスパラガスの原産は地中海東部。別名オランダキジカクシ、オランダウド、マツバウド、等と呼ばれ、白いものをホワイトアスパラガス、グリーンのものをグリーンアスパラガスと呼んでいる成長すると、細かく切れた葉に見える枝が鳥のキジが隠れることが出来るくらい生い茂ることに由来する。花屋さんいくと花をひきたすグリーンのアレです。アスパラガスを描く時にいつも注意することはミキの部分が竹のように固くならない柔らかく美味しそうに見える様に注意をはらう。だがなかなかアスパラガス独特のソフト感
を表現するにはそうはいかない形が単純なだけにうまくいかない。
だから初めは3.4.本で絵を構成していましたが、もっとモチーフの数をふやすことで全体で雰囲気をだすように変え、なんとかアスパラガスの雰囲気が少し出てきたような感じがする。最近アスパラガスを茹でないでフライパンで焼くようにころがし少し焦げ目がついたら火を止めそれをマヨネーズに醤油をそそぎ、かき混ぜたモノをアスパラガスにまぶしていただく。なかなかオツです。きょうはアスパラガスのAのイニシャルにしよう。
かぼちゃ Pampkin :
かぼちゃはポルトガル語由来とされ、通説として「カンボジャ」からカボチャと呼ばれるようなったらしい。ほかにも「とうなす」「なんきん」と呼ばれ、英名はパンプキンとよばれる。色は深いグリーン、茶色が混ざったグリーン、グリーンからオレンジ、オレンジから赤、など色が豊富でしかも深みのある魅力的な色に魅せらてれる。
私は最近アウトドア用の燻製を作る土鍋を買いました。最近スーパーマーケットに行くと一年中カボチャヲ求めることができるので、カボチャをよく買います。天ぷらにするときよりもすこし厚つぎみに切ったカボチャを火にかけた燻製用の土鍋のなかに振込み半円形に盛り上がったフタをかぶせてしばらくまつ、いいころかげんにフタヲ開けとがったハシがスウートはいったらできあがり、味付けもなにもいりません。とても甘いホクホクのカボチャの蒸し焼きができる。この美味しさが抜群です。お茶うけやおやつとして私のティーブレイクに一味そえております、きょうのカリグラフィーはVです。
三浦滉平のプロフィール:
デザインハウス三浦を主催。数多くの作品を手がけ、大手企業のロゴ開発、企業のブランディングにも関わっている。現在、V-デザイン研究所、日本カリグラフィースクールの講師としてもデザインを学ぶ人達の育成にも従事。
フリーのグラフィックデザイナー、タイポグラファー、カリグラファー、
フレスコ版画の作製、グラフィックアーティストとして活躍中。
インターナショナル ビエンナーレ イタリア ネルアート賞受賞
デジタルパブリシング グランプリ大賞受賞
アジアデジタルアート大賞 アメリカンコミュニケーションアート展入賞
ニューヨークADC展ロゴアート部門賞受賞 etc.
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