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LAP9期 ジェンダー単元 予習
男女間賃金格差問題について考えるとき、Aの問いで考える場合と、Bの問いで考える場合で、どのような違いが生まれるか/生まれないか。
A「なぜ女性の賃金は男性より低いのか」
B「格差を説明するために、どのように優劣を可視化し、論理化しようとしてきたか」
A:ライフステージが影にあるかも?➡「お前ももう30歳になるんだから、奥さんや子どもに良い飯食わせてやれよ。」というような上司のノリで推薦をもらう。
性別役割分業という価値観。
ボーイズクラブ(男性特有のコミュニティ)により上司との関係性が男性の方が深くなりやすい。(男性の間でもそれは同じ問題ではある、、)
そもそも出世したいという女性が少ないからか。だとしたら、仕事量が同じなのに男女間での賃金格差がある場合は大問題ではあるが、別に問題でもないのかも。
B:意味がよく理解できなかった。
自分なりに解釈してみると、「過去、日本では男女間賃金格差について語る際、(現実男女間での優劣があるかはわからないが)
➡優劣?:体力、筋力、理系科目の強さ。
違い:Bの方が個人主義的な視野の狭さがないだろうか?(社会構成主義vs.個人主義の構造?)
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B:そもそも、なぜ昇進を望まない女性が多いのか?
ミシガン大学の研究で、キャビンアテンダント236名を対象に職務満足感や仕事の態度を調査したものがある。→マイノリティの男性の職務満足度が低く、仕事に対してネガティブな人が多かった。
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男性において、性別的にマイノリティになると仕事への意欲が減少することがわかった。
女性においても少しはこのことが当てはまるのではないか?
だとしたら、「職場で女性が少数になることが多いから」というのも格差の一因かも。
(これは優劣になるのか?)
違い:Aに比べてBの方が優劣の可視化、論理化の過程で客観的な数値やデータに触れることができ、偏見に気づける。
課題図書と関連付けるなら、Aが個人主義的で、Bが社会構成主義的?