reflection を読んでの感想

 まだ軽く一周しか読んでないので内容ペラペラですがご容赦ください。
個人的に印象に残ったところを何点か共有したいです。
 まず、アンラーンについて。これは今まで学習してきたことをあえて捨てることを意味します。我々は普段、自分の考えに自信があればあるほど意固地になってなかなか他者の意見を許容し、取り入れることができなくなると思います。しかし、このアンラーンを意識的に行うことで自分の内面に問題があるような場合でも、自分の内面にある問題点をいったんクリーンにしてから他者の経験や意識を追体験する等により自分の視野を広げられます。僕はこの本で初めてアンラーンを知って、なるほど確かに今までの自分の人生でどれだけ自分の内面に問題があることを認識せずにそのまま放置していたことだろうかと感じました。
 次に部下の育成方法、チームコラボレーションの内容について。現在大学生という身分で会社で働いていて部下を持ってるわけでもないのに部下の育成?とも一瞬思ったが、ほんとうにまんま部下を想像せずに、アルバイトや部活、サークルでの後輩、同級生だとしても同じディスカッショングループのメンバーにも使えるような手法だと思いました。他者と対話していると、もちろん自分とは違った存在なのだから自分とは違う考え方をしていると実感し、それを頭ごなしに否定してしまったり、最終的なソリューションを決定する際にその人の考えが反映されないことになってしまうかもしれない。でもそれじゃグループでやってる意味がないということで、他者の考えを聞いた時にはまず相手がそれに至ったまでの経緯や事情を推測すること、みんなの意見をまとめるために考え方はちがっても全員に共通した目的を分析してそれにコミットしたような新しいものを考える。あと、他者へのフィードバックは、ネガティブ1の、ポジティブ5という割合が理想というのもポジティブが多すぎじゃないかと意外でした。これはなかなか意識しないと実践が難しいように思います。
 最後にまとめとして、自分はとりあえず他者(複数人含む)との対話の際に感情的ならず相手の考えをリスペクトしその背景をまで意識するようにすることを優先的に実践したいと思います。また、この本にもあったように、一番大事なのは自分が読んだ本にひいたアンダーライン以外の部分です。つまりは自分が大事だなと思った部分よりも他者が大事だと思ってアンダーラインを引いた部分からの学びの方が得られるものが大きいのです。ですので、ぜひとも皆さんの感想も聞かせてほしいです。拙い文章ですみません。


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