クリエイティブビジネスフォーラム「クリエイティブは旅に出よ。」Vol.3 デザインは農業を知っているか?
https://www.mebic.com/report/forum-kuritabi-3.html
◇以下、開催主旨となります。
これからの若いクリエイターが競争力を持って活発に活動していくためには、自分自身の殻を破って、積極的に異業種・異分野との関わりを持ち、互いに知の共有や技術の融合等を通して、新しいビジネスや事業を生み出していく姿勢や能力が必要となります。
メビック扇町では、クリエイティブの世界で発信力を持つ3人のスピーカーと、異分野・異業種で活動するゲストとのトークセッションを通して、クリエイター自らが異業種・異分野と関わる際に必要な意識や行動様式等についてヒントを得るとともに、異業種・異分野の人々とのリアルなコミュニケーションを深める場になればと考えています。
第3回目のテーマは「農業」と「クリエイティブ」。
人の生活の基本となる衣食住。その中で、農業は、人の食生活を豊かにする重要な産業のひとつです。にもかかわらず、食糧自給率、農業後継者、農薬や食品添加物などなど、日本の農業を取り巻く課題は山積みです。そんな中、奈良市近郊の中山間地「清澄の里」をメインフィールドに奈良県内の在来作物の調査研究、栽培保存に取り組み、大和伝統野菜を中心に年間約120種類の野菜とハーブを栽培する傍ら、大和伝統野菜を食材とした農家レストラン清澄の里「粟」や奈良市との官民協働プロジェクト「coto coto」を運営する三浦雅之氏をお迎えして、人の暮らしを豊かにする「農業」のデザインをテーマに幅広いセッションを進めました。